コードギアスR1
0136話
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こんな所で原作介入の影響が出るとはな。
苦笑を浮かべつつ、脳裏に空間倉庫のリストを表示してガーリオンを選択。次の瞬間には、俺の隣にガーリオンが姿を現していた。大きさ自体はランドリオンより気持ち小さめといった所か。そのままコックピットへと乗り込む。
「G-1ベース、聞こえるな。こちらアクセル・アルマーだ。そちらからも見えると思うが、この機体には俺が乗っている。味方に誤射しないように通達をよろしく頼む」
「アクセルさん!?」
ユーフェミアの驚く声を聞きつつも、テスラ・ドライブを起動し機体を空中へと浮遊させる。
「コーネリアをやらせる訳にはいかないんでな……行くぞ!」
コーネリアのいる場所、土砂の向こうへと空を飛ぶ。さすがに地上を行動するKMFとは違い、テスラ・ドライブを使った速度は一級品だ。見る間に土砂の上空を飛び越えコーネリアの機体反応がある場所へと向かう。
その途中、空を飛ぶガーリオンを見た無頼やサザーランド、グロースターが一様に動きを止めていたが、まぁそれはしょうがない。なにせ自力で空を飛ぶKMFなんてものを初めて見たのだから。……いや、正確にはAMなんだが、それはコーネリアに近しい人物しか分からないだろう。
「……あそこかっ!」
モニタに表示されているのは両腕を失っているコーネリア専用のグロースター。目の前には紅蓮弐式が、背後の崖には無頼が3機。そのうちの1機は鬼の面のようなものをつけているのが特徴的だ。ゼロの機体だろう。
まさに絶体絶命以外の何物でもない状況だ。だが、それもここまでだ!
「集中」
精神コマンドの集中を使用し、胸部に装備しているマシンキャノンを無頼3機目掛けて発射する。同時にバースト・レールガンを紅蓮弐式とグロースターの間へと撃ち込み牽制する。
「馬鹿なっ、KMFが空を飛んでいるだと!? それにあの大きさはなんだ!」
外部スピーカーをONにしているのだろう、ゼロの驚愕の声が聞こえてくる。
その声を聞きながら、グロースターの近くへと着地し、アサルトブレードを構えた。
「コーネリア、無事だな?」
「アクセルか!? その機体は一体……」
こちらも驚きの声を上げるコーネリアだが、今は黒の騎士団をなんとかしないといけない。
「まずはこの危機を脱出してからだ。……動けるか?」
「ああ。しかし見ての通り両腕共使い物にならん。使えるのはスラッシュハーケンだけだ」
「何、今は時間を稼げばいい。後少しすれば援軍が駆け付ける手筈になってる」
わざとゼロへと聞こえるように外部スピーカーをONにしてコーネリアへと答える。
「ちぃっ、紅蓮弐式はそのデカぶつを破壊しろ。空をウロチョロされると邪魔だ!」
その命令が下ると共に、紅蓮弐式が
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