GGO編ーファントム・バレット編ー
46.銃の世界
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おそらく、さっきのはフレンドカードのようなものだろう。
「とりあえず、キリト。大会エントリーと装備の購入にいくぞ」
「お、おう」
まだ少し元気のないキリトとともにメインストリート目指して歩き出した。
......数分後、あっけなく道に迷った。
SBCグロッケンは無駄に広く幾つもの多構造になっている。とりあえず立体マップを見てみるが意味がわからない。
「完全に迷子だな、俺たち」
「闇雲に歩いてもしゃあないし、プレイヤーに聞いた方が早いんじゃないか」
俺とキリトは行き交う人影の中からプレイヤータグを見つけ出す。キリトが小走りで駆け寄り、それに俺もついて行く。
「あのー、すみません、ちょっと道を......」
振り向いたのは、どう見ても女の子だ。さらさらの細いペールブルーの髪は無造作なショートだが、額の両側で結わえた細い房がアクセントになっている。くっきりとした眉の下に、猫科の雰囲気を漂わせる藍色の大きな瞳、小ぶりな鼻と色の薄い唇のサンドカラーのマフラーにジッパーの開いたジャケットを着ている小柄な少女。
この少女との出会いが物語を加速させる。
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