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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic5 復活!武装の魔法使い
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けても平気だなんて…。』
その底力に、DZナイトとマギカドラゴンは舌を巻くが。
…しかし、アームドの装甲やグラムドリングの魔力ジェネレーターに相当の負荷がかかったらしく、至るところでバチバチと火花が飛び散っていた。
そう…先程の一撃を受けた時点で、ダメージは全体にまで及んでいたのだ。
そんな状態でも、アームズはDZナイトに向けてありったけの声で叫ぶ。
「くそっ、思ったよりダメージは深刻だな。…エリカちゃん、今だアァァァ!」
「はい!」
DZナイトは手早く右手中指のリングをキックストライクリングに装着し直すと、ディザードライバーを素早く操作しディスクにふれた。
『グッド・チョイス・キックストライク!レディ・ゴー!!』
DZナイトの足元に魔法陣が展開され、そこから魔力が右足に収束されてゆき…地を蹴って低空でジャンプした後両足をそろえてキックを放つDZナイト。
すると、まるで矢の様に加速したかと思うやパワードタイガーの胴体に深々と突き刺さった。
これぞ、DZナイトのライダーキック…『ダブル・スパロー』。
『…ぐうぅ、仲間の仇が討てずここで果てるとは…む、無念…。』
だが、爆発はせずその場で倒れてしまった。
そう、DZナイトの魔力不足により威力がダウンしてしまったからだ。
「むぅ、これはいけませんね。」
ベルフェゴールは魔導書を開き、そこにある一文を唱えると魔法陣がパワードタイガーの下に現れ、まるで吸い込む様に肉体を回収した後その場から立ち去った。
「今回の勝負は引き分けという事で…またいずれ会いましょう。」
「待て、高品!…ちっ。」
戦いは終わり…それぞれ変身を解除すると、ベルフェゴールの去っていった方を向き自らの力の無さをかみしめていた。
いつか、決着はつける…。
まだ私は未熟ですね…。
それぞれの思いを秘め、日は暮れていった…。
だが、二人は気がついていなかった。
もう一人の白いローブをまとった魔法使いが、遠くから優しいまなざしで一部始終を見ていた事に。
(高品…ベルフェゴールが舞い戻ってきおったか。こりゃ、一波乱起きそうじゃな。)
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