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仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
epic5 復活!武装の魔法使い
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着するとディザード同様ディスクにふれた。

『ドライバアァァァァ!オォォォォン!!』

野太い音声が辺り一面に響きわたり、腰にやや古ぼけたドライバーが装着される。
そして、左手にリングを装着し、ディスクの中央部にある青い魔石にふれた。

「…変身!」
『アームズ!サモン!!…A・R・M・S!GO!アームズ!!』

片桐の足元に四角形の魔法陣が浮かび上がり、それが浮上すると片桐の体はメタリックシルバーの装甲に包まれ、まるで重騎士を思わせるスタイルの魔法使いが現れた。

『な…何だと!?』
「…片桐さんが、魔法使い?ふわぁー…。」

パワードタイガーは片桐の変身におどろき、DZナイトは片桐が魔法使いだった事に新しい感激を覚えていた。

「見たか…俺こそ武装の魔法使い、アームズ!!」
『アームズ…それが貴様の名か!』
「あぁ、そうだ。…さて、いくか!イッツ・バトルタイム!!」

アームズは軽く雄叫びをあげ、右側から現れた魔法陣から一振りの大剣を取り出した。
手にしたその大剣は全長2m程で、1・3mとかなり長い両刃の刀身に柄しかないシンプルな外見ながら、込められた魔力はケタ違いに高く切れ味も良さそうな逸品である。
その大剣…『メタルカリバー』を振り回し、勢いつけて斬りかかってゆくアームズにパワードタイガーは大剣を構えて応戦し、丁々発止の斬撃戦を展開していった。

「ふんっ、はあぁぁぁっ!」
『くっ、こやつ…ディザードよりも歯ごたえがありそうだな。』

アームズの重い一撃に、かなり苦戦しながらも対応するパワードタイガーではあったが…やはり力勝負ではアームズに分があるのか徐々に押されていった。
と、そこへ。

「これは片桐刑事、お久しぶりですな。」
「っ、その声は……高品!!」

アームズがパワードタイガーを何とか押し切り、声のする方を向くと…そこにベルフェゴールが歩み寄ってくるのが見えた。
アームズには彼の事で身に覚えがあるのか、メタルカリバーを持つ手がワナワナと怒りに震えている。
そして、次の瞬間。

「高品アァァァァァっ!!」
「か、片桐さん!落ち着いてください!」
『片桐刑事!』

アームズはメタルカリバーを振り回しながらベルフェゴールに斬りかかっていき、DZナイトは痛みをこらえながら何とか立ち上がり、マギカドラゴンと共に呼び止めようとした。
が、すでに頭に血が上っている状態では何を言っても無駄である。
アームズはベルフェゴールに挑みかかるも、まるで風に舞う木の葉の様に攻撃がヒラリと回避され、なかなか命中しない。

「くっ、こうなったら!」

完全に頭にきていたアー
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