魔界へ行こうか
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先程、修行させていたのだが、ユーリの眷属はそこの幽霊を除いて消滅してしまった。元々が弱い幽霊だったので仕方無いがな。その為、新たな駒を手配している所だ。だが、ユーリ程度では君を眷属化できないだろう」
小説には書かれていなかったが、死ぬ場合も確かにあるんだよな。成程、再配布か。まあ、そのほうがいいよな。
「さて、それなんだが…………悪魔の駒(イーヴィル・ピース)とその子自身を好きにしていいなら悪魔化は自力で出来ると思うが、俺が眷属では無く、ユーリ自身を俺の眷属にするが、王にはユーリになってもらいたい。そっちの方がそちらとしてはありがたいだろう? ちなみにユーリの年齢は何歳だ?」
「16歳だ。それと、ユーリを王にするの確かにありがたいな。ユーリ自身は君の嫁の一人にでもしてくれればいい。それならば直接」
リアスと同じか。丁度良いな。
「おっ、お父様…………?」
「おっ、お館様?」
「これは決定事項だ」
「それじゃあ、届くまでこの子を…………」
「いや、届いたようだ」
上空からカラスが包みを持って来ていた。その中身は予想通り駒だった。
「じゃあ、早速するか。先ずは悪魔化だな」
「では、私は出来るか見届けさせてもらう。その他は仕事に戻れ」
「はい」
他の連中が消えた後、儀式を行う。
「あっ、あの…………」
「安心しろ。ドライグ、オーフィス」
『供給開始』
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost』
オーフィスの力を大量に増幅する。
『Transfer』
そして、全ての力をユーリ・ナベリウスに渡す。これによってユーリは一時的に神をも超えた力を手に入れたユーリ。
「あぐっ、あぎぃ、痛っ、痛い…………」
「さあ、眷属化してもらうぞ」
苦しむユーリの手を掴み、悪魔の駒(イーヴィル・ピース)力を使って全てのポーンを使用する。神を超えた力だけあって、ポーンは全て変異の駒(ミューテーション・ピース)へと変化していたが、自身でも肉体を変更させる事によって悪魔化が成功した。そのせいか、牙と白夜叉と同じく、黒い角が二本生え、髪の色も白く染まってしまった。それと同時にユーリは気絶してしまった。
「どうやら、できたようだな」
「ああ。さて、今度は逆にユーリを眷属化する。無理矢理な強化なだけあって、こちらは簡単だ」
ユーリと俺とでは力の差がありすぎる。白き夜の王たる白夜叉の血を引く俺とではな。だから、眷属にされた事で出来たラインを逆手に取って逆にユーリ支配して眷属化させる。俺を眷属悪魔に転生させるために力を使い切ったユーリなど容易い。
「え? なに、これ…………いやっ
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