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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
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車道はそこまで活発では無かったような?
「エリカ。」
まほさんがエリカさんに向かって怒鳴った。
「スミマセン。ですがこんな方法は良くないと。」
「やっぱり関係があるのですね。」
はやは最初から疑っていたから同様はしていないが、私は同様を隠せていなかった。
「その通り関係している。嘘をついたことは悪いと思っている。」
「さやね。」
「うん。」
はやとさやねがまほさん達の前にたち。
「戦車道流派間規則違反でお二人を東日本戦車道連盟(大狩流戦車道委員会)に連行します。」
はやがまほさん達に告げる。
「ちょっと待って。」
私はまほさんたちを連れていこうとするはやに頼んだ。
「エリカさんが言った情報は本当なんですか?」
エリカさんは黙ってうなずいた。
「何故教えたんですか?あなた達にはなんの得もないはずですよ。」
「そうわね。でも全国大会の抽選会の帰りに戦車道喫茶で会ったときに、「品がない。」と言ったわね。あの時の私は自分でもかなり品がないと思った。だから私なりの謝罪だと思ってくれればいい。」
「そうですか。はや。まほさんたちをヘリポートまで送って。」
私以外の全員が驚いた。
偵察に来たまほさんたちを返すなんてあり得ない。
それが普通だろう。
「梨華。甘い行動は命取りだと教えた筈だが。」
「たしかにその通りですね。私の行動はのちにみんなを危険に晒すかもしれない。でもエリカさんの行動に対して私は罰を与えるなんて出来ない。」
すると後ろから、
「甘いよ梨華お姉ちゃん。」
白河女子高の制服を着た氷華がいた。
「2人を東日本戦車道連盟まで連行します。」
「どうして?まほさんたちは私たちに情報をくれたんだよ。」
氷華は顔色一つ変えずに、
「それについては感謝しています。ですが今回の件が流派間の問題ならこの出来事も予知出来た筈です。」
「その通りだな。分かった。付いていこう。」
氷華の後に付いていくまほさんたち。
「そんなのってないよ。」
私はエリカさんに情報を貰っておいて助けることができなかった。
「はや。私ってかなり無力だよね。」
「立場を考えればあんなことは言えないと思いますけど?」
「立場か。私は第二流派継承者として自分の意思をしっかりと持っていると思う。」
私は自分の意思を持っているもん。
「梨華の立場では行動に制限がかかることもあるのは仕方がないよ。」
「そうだよ梨華は継承者なんだから制限がかかるのは普通だけど、今の梨華は以前に比べて制限は少ないはずだよ。大狩流対して素直な気持ちをぶつけるのは今だけだと思うよ。」
私はさやねが自分の気持ちを素直に伝えるのは今と言った。
確かにそうだ。
「私たち元白河女子高戦車道チームは黒森峰を熊本中央高校で迎撃する。」
「了解です。」
「任せてく
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