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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
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【全日本戦車道高等学校ランク】
1位 白河女子高等学校(大狩流)
2位 黒森峰女学院(西住流)
3位 北海学園(大狩流)
4位 上越高等学校(大狩流傘下新雪流)
5位 鹿島女子学園(大狩流)

「大狩流関連が四校も載ってますね。」
「そうだね。でも大洗は載ってないや。」
「それは残念ですね。」
仕方がないと言えば仕方がないのだが。
「来年も頑張ってランクに載せよう。」
「うん。その為にも大狩流派祭で優勝しないとね。」
ピンポーン。
さやねたち早いな。
「梨華ー。早く開けてー。」
さやねが叫んでるね。
「何処からか現れたかわからないけどエリカさんとまほさんがついて来ちゃって。」
えぇー。
私は急いで鍵を開けた。
「ゴメンね、梨華。」
「ううん。まほさん達はお隣に用では無いのですか?」
「イヤ、ここであっている。」
どう言うことかな?
「今回は流派祭中で警戒が厳重だから入りにくかった。」
それはそうだろうね。
「ちょっとばかり上越高について話をしたい。」
「そんなことを大狩流に関係している私たちに教えていいんんですか?」
「私は今回の件に関係していない。新しい隊長が顧問となにかしているようだ。」
まほさんが知らない?
「分かりました。中で状況はお話しします。」
「すまない。」
中に入ってくるまほさんとエリカさん。
それに続いてさやねたちも入ってくる。
「それでは状況ですけど、現在上越高校は反大狩流を掲げているらしく黒森峰の顧問と幾度もの会談をしているそうです。そこで大狩流は上越高校生徒会の状況を確認、すると戦車道選択者による独断と判明。大狩流は反旗を覆した生徒に罰則を与えるにあたり内部の者をこちらによこした。という状況です。」
私が知っていることを短く話した。
「成る程。反大狩流か。それなら西住流に繋がっても可笑しくないか。」
まほさんが納得をしたところで、
「これを見てください。」
私は先ほど見ていた全日本戦車道高等学校ランクのページを見せた。
「上越高校は我ら大狩流の北海学園の次に強い学校です。そこで私たちは今年の全国大会優勝校である大洗女子学園に協力を要請しました。」
「梨華。そこは白河、北海、鹿島で抑えると思うが?」
私も最初はそう考えた。
「大狩流の本山がある福島県白河市にもしものことがあると困るので白河、北海の両高校はそちらに配置するそうです。」
「梨華。喋りすぎだよ。一様、敵なんだよ。」
はやが忠告するがここまで話したらもう遅い。
「熊本中央高校だ。」
エリカさんが私になにか言ってきた。
「何ですか?」
「熊本中央高校だといっている。黒森峰はそこを狙っている。」
熊本中央高校?
確か黒森峰女学院と同じく熊本の学校だけど、戦
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