第九話 別れ
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けなかったので、ちょうど良かったと思います。
あの後色々考えた結果、聖杯戦争に参加する事に決めました。
臆病な私が参加するなんておかしいとは思うけど、これでも一生懸命考えました。
だから、これから私とキリトは敵同士という事になるかな。
本当は、一度宿に戻ろうと思ったんだけど、キリトの顔を見たらきっと決心が鈍ってしまうだろうと思い、宿には戻りませんでした。
ほんとは、私キリトがどれだけ強いか知ってたんだ。
何でキリトが私達と一緒に居るのかは分からなかったけど……。
私、君がすっごく強いんだって知った時、とっても嬉しかった。
それを知ってから、君の隣でなら、怖がらずに眠ることができたよ。
それに、もしかしたら私と一緒に居る事がキリトにとって必要なことかもしれないって思えたことも、すごく嬉しかった。
なら、私みたいな怖がりが、ムリして上の層に登ってきた意味も合ったことになるよね。
でも、もうキリトと私は隣同士並ぶ事が出来ない。
だって、敵同士の二人が並びあうなんておかしいから。
これから私は、ランサーと二人でこの世界を生きていく事にします。
次あった時はお互いに戦い合う事になるかもね。
正直、そんな事にならないことを祈っていたいです。
あと、さっき“はじまりの街”の黒鉄宮の間でケイタがまだ生きている事を確認する事が出来ました。
もうギルドは解散みたいだけど、ケイタが生きているだけで少しホッとしました。
最後になるけど、フレンドリストですがもう敵同士なんだし、解除した方がいいかもね。
フレンド解除の設定を一応キリトに送っておきます。
受諾するか拒否するかはキリトに任せます。
それじゃあ、そろそろ終わるね。
キリト、今までありがとう。
君に会えて、一緒にいられて、ほんとによかった。
さようなら』
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