第二幕その三
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いるのはシャープレスだけになってしまった。彼はそのことにえも言われぬ追い詰められた感情を抱いたがそれでもこの丘の上に残った。彼も己の責務があったからだ。
「先程のお話ですが」
「ええ」
話はそこに戻る。シャープレスは蝶々さんに対して言うのだった。
「今日ピンカートンの船が長崎に入ります」
「えっ!?」
それを聞いた蝶々さんは思わず顔を真っ赤にして声をあげる。鈴木も同じだった。
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