コードギアスR1
0135話
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リフレイン中毒者を使った自爆テロとも言える攻撃を防ぐ為、ガン・ルゥへと最大速度で体当たりをした為に装甲がひしゃげてしまったランドリオン。もう少しで日本解放戦線との最終決戦ともいえるナリタ連山攻防戦があるのだが使えないものはどうしようもない……と思っていたら、ロイドから修理させて欲しいとの連絡があった。
その話を聞く為に、現在特派が間借りしているアッシュフォード学園の隣にある大学へと来ている。
「修理は可能なのか?」
「当然! それに折角の興味深いこの機体をこのまま朽ちさせるのは勿体ないでしょう」
いつもの白衣を身に纏ったロイドが心底嬉しそうな顔をしている。その隣ではロイドの押さえ役のセシルまでもがどこか興味深そうにしている。
「どのくらい掛かる?」
「そうだねぇ。どんなに急いでもナリタの後にはなるかな」
「となると、ナリタでは使えないか」
「ざーんねーんでーしたー。幾ら僕が天才でも、出来る事と出来ない事があるんだよ」
さて、そうするとナリタ連山攻防戦はどうするべきか。原作通りならコーネリアのピンチにスザクが間に合って事なきを得るのだが、何度か原作に介入してしまった為にそれが崩れる可能性もある。かと言って、ランドリオンよりも機動力のある地上戦闘用の機体はないし。そうなると、いよいよテスラ・ドライブ搭載機を出すか? いや、キュウシュウ戦役までの時間を考えると空を飛ぶ機体というのはまだ早いような気がする。
うじうじ考えていてもしょうがない、ここは流れに任せるとしよう。ランスロットが出撃するようなら任せる。出撃しないようなら同じリオン系という事もあるしガーリオン辺りを使おう。ただ、その場合はコーネリアに機体に関しての追求を受けないようにしないと駄目だな。
「それで、機体の修理は任せて貰えるのかな?」
「ああ、頼む。ナリタには間に合わなくても構わないがその分修理はきちんと頼む」
「おーめーでーとー! 僕に任せて貰えば大丈夫!」
「……決して変な改造はしないようにな」
一応念を押しておく。何せロイドとセシルのコンビは原作で紅蓮可翔式を趣味的に改造しまくって紅蓮聖天八極式にしてしまった実績がある。それこそランドリオン聖天八極式なんて事になってしまったら洒落にならない。
「えー……」
「やっぱりやめるか?」
「ロイドさん! す、すいませんアクセルさん。きちんと目を光らせていますので!」
ロイドの頭を力尽くで下げさせ、セシルが取り繕う。
ロイドの世話役をやっていても技術者である事に違いはない。ランドリオンには興味津々なんだろう。
考えてみれば紅蓮聖天八極式のエナジーウイングはセシルが開発したものなんだし、技術者としても十分に有能であるのは間違いない。
「じゃあ頼んだぞ。一応この機
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