暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR1
0134話
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「特攻兵器……か」

 旧日本軍でも爆薬を満載した零戦がアメリカ軍へと自爆する為に使われたらしいが、まさかこのコードギアスの世界でそれを見る事になるとは思っても見なかった。

「コーネリア、出るぞ!」

 爆発物を満載しているガン・ルゥ相手なら、近接戦闘をメインにしているKMFよりも射撃に特化しているランドリオンの方が対応しやすい筈。

「頼む」

 コーネリアもそれを分かっていたのか、短く言ってくる。
 その言葉を聞きながら、トレーラーからランドリオンを発進。G-1ベースを追い越して戦場へと向かう。

「ギルフォード、無事か?」
「ああ。またしても貴公の勘に助けられたな」

 最初の爆発でクレーターが出来た場所から数分。そこで俺はギルフォードと合流する事に成功する。
 ガン・ルゥ相手にランスを失ったギルフォードのグロースターは、その手にアサルトライフルを持ちG-1ベースへと近づこうとしている残り2機のガン・ルゥを牽制していた。

「とにかくこいつらを早い所何とかしないとい拙いな。どう見てもG-1ベースを目指しているぞ」
「ああ。だが、グロースターのアサルトライフルでは決定力に欠ける。アクセル、頼めるか」
「了解だ」

 俺の言葉を聞いたギルフォードが、四方八方にマシンガンやキャノンを撃ちまくっているガン・ルゥからの攻撃を回避しつつアサルトライフルを撃つ。
 アサルトライフルから発射された弾丸はガン・ルゥの尻尾のように見える第三の足を破壊する。それによりバランスを取る事が出来なくなり、その場で横に倒れて地面を削りながら動きを止めた。

「今だ!」

 動きの止まったガン・ルゥへと数発のレールガンを発射。そして数秒後には再度大爆発を引き起こす。

「ちぃっ、五月蠅い!」

 その爆発もなんのその。残り1機のガン・ルゥは動きを止める事なくG-1ベースへと向かっている。グロースターなら回避出来るその攻撃も、20m近い大きさのランドリオンでは的として大きすぎる。なにせグロースターの4〜5倍の大きさがあるのだ。その為、特に狙いを付けていないガン・ルゥの攻撃でも……いや、かえって狙いを付けていないからこそ敵の攻撃を回避するのは難しい。

「アクセル、少し下がってくれ!」

 ギルフォードからの指示に従い、G-1ベース付近までランドリオンを移動させる。それを見たギルフォードのグロースターは山肌にある岩へ狙いを付けてアサルトライフルで射撃した。山肌に突き出ていた岩が破壊されるとどうなるか……
 ゴゴゴゴ、というどこか重い音を立てながらその山肌の土砂が崩れ落ちる。一種の土砂崩れだ。
 最後の1機のガン・ルゥがその土砂に押し流され……まるで土砂を吹き飛ばすかのように爆発した。

「これでなんとかなっ
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