第四話
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ように知識を持った人間がいる可能性があります。ゲームについては紫も内容を知っています」
「ゲーム……で?それとこれにどんな関係が?」
「問題はその中に出てくるキャラクターのことです。キャラクター全員が実際に幻想郷で生きている人たちになります」
「……!」
パチュリーは何かに気付いたかのように目を見開いて驚いていた。
「わかりましたか?」
「ええ……何となくだけど……」
「ようするに各個人のデータや戦い方など、すべての情報を把握して対策を行えたんですよ。もちろん、それだけではなく革命軍の人間に能力を持った人間が出てきたことも原因の一つですが、やっぱり、前者の方がかなり大きくかかわってると思います」
「一度対策されたら……難しいものね……」
「はい。あと、それだけじゃないんです。そういった情報のせいで、幻想郷の情報が漏れてしまいます。それによって向こうは外と幻想郷、二つの知識を持つことになります。知識は時には力に勝つこともありますし……それが重なってしまったのが原因かもしれないです」
「なるほど……確かに筋が通ってるわ……」
「まあ、あくまでも推測ですので断言はできないですけど」
「でも、その考え方を元に少し調べたらいい情報を得るかもしれないわね……わかったわ。ありがとう」
「いえいえ。それじゃ俺も手伝いますよ」
二人はそのまま魔理沙達の元へと向かった。
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