第二十話 プールの妖怪その十一
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「あまり泳いでるイメージないけれどね」
「というかあの人いつも軍服だけれど」
それでもだというのだ。
「泳いでるってイメージがね」
「ないわよね」
「それが気になるわね」
「幽霊って泳がないのかしら」
「いや、泳ぐ」
ここで本人の声がしてきた、二人の前に瞬時にいた。
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