SAO編
episode1 スピード&パワー2
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ろどうせ」とあまり期待していなかったが、どうやら今回は俺の勘が正しかったらしい。
「周りのMobのポップはないみたいだな。俺も加勢するぜ」
「ああ。ソードスキルに巻き込まれないように気をつけてくれよ」
「もちろん。俺だって死にたかねえよ」
口の端だけで笑うキリトに、こっちも笑い返す。
この男の片手用直剣ソードスキルに巻き込まれれば、俺の紙装甲では一撃とは言わずとも一気にイエローゾーンくらいまではHPを削られるだろう。言われなくたって百も承知だし、向こうもソロとはいえそれくらいの配慮はしてくれるだろう。
戦闘開始の吠え声を上げるボスに、キリトが真正面から突進する。
俺は鍛え上げた敏捷値で一気に敵の背後に周り、そのまま回し蹴りの動作に入る。
赤いフラッシュが生じて、システムによるアシストで体が踊るように動く。
単発『体術』スキル、《ロール・スラッシュ》。
背後からの回し蹴りの一撃が、ゴブリンの鎧の間隙に突き刺さった。
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