1.終わりの始まり
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めており、前はよく見えないが関係ねェ。
「じゃァな、……帝督」
そう言って俺はその場から踵を返す。もう後ろは向かない。
アイツが……帝督がやれなかったぶんまで俺が背負う。やってやる。
そう思い、俺はその場を後にした。
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