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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
H〜機動六課、解散(後編)
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」
「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて……」
「士郎も飲めやぁ〜」
「なのは飲もうよ〜」
はやてとフェイトがずっとこの調子なのである。
それよりフェイトはこんなキャラだったか?
もう少し……落ち着きのある感じだったと思うのだが。
「そんなに難しい顔をするな、こんなとき位ははしゃがせてやれ」
「シグナム……そうだな」
だが、ここで止めなかったことを後悔することになるとは、この時は思わなかった。
side なのは
なんだろう。凄く気持ちがいい。
士郎君からのプロポーズが嬉しくて、ついついたくさん飲んでしまったからだろうか。
まあ、そんなことどうでもいいや。
それより……士郎君随分離れたところにいるなぁ。
もっと近くに行かなきゃ。これからは夫婦なんだし♪
「しろーくーん♪」
「なんだ?」
「どうしてそんなに離れてるのー?」
「君は……何を言っている?隣にいるではないか」
「ん〜。えいっ」
士郎君、つーかまーえたー!
「お?なんやリア充め!幸せアピールは他所でやってくれへんか?私の酒が不味くなる!」
「な〜に〜?はやてちゃん羨ましいの〜?」
「あっはっはっはっ!なのはちゃん言うようになったなぁ、お姉さん嬉しいわ〜」
「だってなのは、もう大人の女だもん!処女じゃないし〜。ご奉仕だってできるもん!」
「「「「ぶふぉう!?」」」」
なのはのお話を聞いていた男の人達が一斉にお酒を吹き出した。
もー、もったいないことして!
「ぅげほげほ!な、なのは?そう言うことはあんまり大声では……」
「ん〜?なーに?なのは、愛してる?んもう!そんなのわかってるよぉ!」
「高町、もとい衛宮なのは、恐ろしい子!」
「はやてちゃん、誰も聞いてないわよ……」
「ザフィーラの旦那、俺、着いていけねえっすよ……」
「奇遇だな。俺もだ」
なのは、愛されてるなぁ〜!
side フェイト
なのはたのしそうだな〜。あんなに士郎にあまえて。
私も……あまえたいな。
「ランス〜」
「お?どうしたよ?」
「ひざまくらして〜」
「はい?」
「ひ・ざ・ま・く・ら!」
「何故?」
「……イヤなの………?」
いやなんだ……かなしい。
「わかった、わかったから泣くな」
「わーい!」
……………………………………………………………
「うぇへへへ……にゃーん」
「はぁ……」
「むー。なんでためいきつくの?かわいいかのじょがあまえてるんだよ?」
「いや、なんかデジャヴがな……」
「でんしゃ?」
「……いや、もういいわ」
うーん、なにかものたりないなぁ。
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