暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
H〜機動六課、解散(後編)
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて……」
「士郎も飲めやぁ〜」
「なのは飲もうよ〜」


はやてとフェイトがずっとこの調子なのである。
それよりフェイトはこんなキャラだったか?
もう少し……落ち着きのある感じだったと思うのだが。


「そんなに難しい顔をするな、こんなとき位ははしゃがせてやれ」
「シグナム……そうだな」


だが、ここで止めなかったことを後悔することになるとは、この時は思わなかった。




side なのは


なんだろう。凄く気持ちがいい。
士郎君からのプロポーズが嬉しくて、ついついたくさん飲んでしまったからだろうか。
まあ、そんなことどうでもいいや。
それより……士郎君随分離れたところにいるなぁ。
もっと近くに行かなきゃ。これからは夫婦なんだし♪


「しろーくーん♪」
「なんだ?」
「どうしてそんなに離れてるのー?」
「君は……何を言っている?隣にいるではないか」
「ん〜。えいっ」


士郎君、つーかまーえたー!


「お?なんやリア充め!幸せアピールは他所でやってくれへんか?私の酒が不味くなる!」
「な〜に〜?はやてちゃん羨ましいの〜?」
「あっはっはっはっ!なのはちゃん言うようになったなぁ、お姉さん嬉しいわ〜」
「だってなのは、もう大人の女だもん!処女じゃないし〜。ご奉仕だってできるもん!」
「「「「ぶふぉう!?」」」」


なのはのお話を聞いていた男の人達が一斉にお酒を吹き出した。
もー、もったいないことして!


「ぅげほげほ!な、なのは?そう言うことはあんまり大声では……」
「ん〜?なーに?なのは、愛してる?んもう!そんなのわかってるよぉ!」
「高町、もとい衛宮なのは、恐ろしい子!」
「はやてちゃん、誰も聞いてないわよ……」
「ザフィーラの旦那、俺、着いていけねえっすよ……」
「奇遇だな。俺もだ」


なのは、愛されてるなぁ〜!




side フェイト


なのはたのしそうだな〜。あんなに士郎にあまえて。
私も……あまえたいな。


「ランス〜」
「お?どうしたよ?」
「ひざまくらして〜」
「はい?」
「ひ・ざ・ま・く・ら!」
「何故?」
「……イヤなの………?」


いやなんだ……かなしい。


「わかった、わかったから泣くな」
「わーい!」



……………………………………………………………


「うぇへへへ……にゃーん」
「はぁ……」
「むー。なんでためいきつくの?かわいいかのじょがあまえてるんだよ?」
「いや、なんかデジャヴがな……」
「でんしゃ?」
「……いや、もういいわ」


うーん、なにかものたりないなぁ。
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ