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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
G〜機動六課、解散(前編)
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たスバル、エリオ、キャロの三人は各々驚きを見せる。
そして、私の隣に立っていた当事者たちの娘であるヴィヴィオはと言うと。
「フェイトおねえさん。けっこんってなあに?」
こんなことを聞いてきた。この状況でどう答えろと?
「ヴィヴィオ、結婚ってのはな、やることやった男女g「ちょっと!ランス君!!」……やっぱ止めてきたか」
「ランス、ヴィヴィオの変なこと吹き込まないの。ヴィヴィオ、結婚って言うのはね、家族になりましょうって言う約束の事なの」
「パパとママとヴィヴィオはかぞくだよ?」
「そう言う事じゃなくて………」
ああ、本当に小さい子にこう言う事を教えるのって難しい……
そう悩む私を助けてくれたのはティアナだった。
「ヴィヴィオ、結婚するとね、皆同じ名字になって、知らない人たちから見てもヴィヴィオ達は家族ですって言う証明になるのよ」
「う〜ん、むずかしい……」
「そうね。ヴィヴィオにはちょっと早かったかしらね」
ティアナの一言でとりあえずは場に落ち着きが戻った。
数名は未だににやにやしているが。
「ま、そんなことよりお前ら、デバイス持ってきたな?」
「ええ……」
「持ってきました、けど……」
「ならわかるな?」
そう言っていきなりランスはレッドブランチを展開した。
それに便乗するように自身のデバイスを展開していく隊長陣。
「機動六課最後の模擬戦、皆が一年間で強くなったことの証明戦だよ!」
「え、ええ?」
「準備はいいか?あんま言わなかったけどな、今のお前らならあたしらとも互角にやれるくらいにはなってる」
「ど、どういうこと?」
「なんだ、お前は聞いていないのか?」
「聞いてないよ!?」
「ランス……まさかとは思うが……」
「すまん。言うの忘れてたわ」
私の彼氏はこういうところがちゃんとしていない。
「フェイトさん!お願いします!」
「頑張って勝ちますから!」
しかし、エリオやキャロにこうまで言われては引き下がれない。
「さてさて、リミッターのとれた隊長陣相手にどこまでやれるんかな?」
「それでは機動六課隊長陣&士郎さんランスさんVSフォワードメンバー、ともに準備はできた?」
この一年間で得たものを全力でぶつけてくるフォワード陣。
見違えるようになった。誰から見ても立派なストライカーに成長した。
「なのはさん!行きますよ!」
「いつでもいいよ、スバル!」
突き進む勇気と、守る優しさを持つスバル。
「今日こそ勝ちますよ士郎さん!」
「まだ負けてやる訳にはいかんぞ、ティアナ!」
皆を導く作戦を考え、どんな状況でも諦めない信念を持つティアナ。
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