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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
E〜大晦日とお正月…テスタロッサ家
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に少し豪勢な昼食の仕度をしている。
そして、12時を少し過ぎたところで玄関のチャイムが鳴った。
「僕出てくる!」
「私もー!」
二人とも玄関まで駆けていった。
エイミィが注意しようとしていたが、あまりに嬉しそうな二人の様子に怒るのは憚られたようだ。
「うわぁ!」
そんな時に玄関からカレルの驚愕する声が。
気になったので私も玄関へと向かうことにした。
side ランス
とりあえず困った。チャイムを押したら子供が二人出てきて俺の姿を見るなり驚いて扉を閉めてしまった。
何でだ?
「どうしようか……」
フェイトが顔を見せる前に閉められたので、不審者が来たとでも思われてしまったのだろう。
だが、以外と早くドアが開いた。
「ごめんなさいね。この子達が迷惑かけちゃったみたいで」
「そんなことないよ。ただいま、母さん」
「お帰り、フェイト。それと、キャロちゃんは久しぶりね。ランスさんとエリオは直接会うのは初めてよね。フェイトの母、リンディです」
「は、初めまして!」
「よ、よろしくお願いします!」
エリオとキャロの初々しい挨拶に和まされながらフェイトの実家訪問の日々が始まった。
………………………………………………………………
「……どういう状況なんだこれは?」
「あ、お帰りクロノ」
「お邪魔してるぜ、お・に・い・ち・ゃ・ん」
「君に言われても気味が悪いだけだな……」
昼食を食べ終わり、手持ちぶさたになった俺たちはUN〇とか言うカードゲームをやっていた。
これが以外と白熱することになり、いつの間にか帰って来ていたクロノに対し、皆反応が薄い。
「久々に帰って来たのにこの対応か……」
「はい!ここでスキップ!」
「あっ……」
「キャロお姉ちゃんが上がれる手札だったのはわかってたよ!」
「ど、どうして?」
「「「「「手札が見えてる(から)」」」」」
「え!そうだったの!?」
「フェイトさん……」
なんだかとても憐れなクロノであった。
side クロノ
結局15分くらいかけてゲームが終わり、それからようやくまともな対応をしてもらった。
カレルとリエラがゲームが終わるまで僕の存在に気がついてすらいなかったのはちょっと……いや、かなりショックだった。
「それにしてもよく休暇が取れたわね」
「取れたのは三日だけだし、今後に関わる用もあるからね。部下達も何とかしてくれるそうだ」
「こんなときまで仕事か?」
「君達の勧誘だよ。ランス」
今回戻って来れたのはこれが大きい。
衛宮士郎、ランスの両名のクラウディアへの勧誘。
高すぎるその戦
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