暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
D〜クリスマスの過ごし方…ランス&フェイト
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はそうだろう。酔った金髪美女がお姫様だっこされているのだ。道行く人々が振り返るのにも頷ける。
だが、さすがに視線を感じまくるのが億劫になった俺は裏路地に入り、近くの建物に入った。
そこまではよかった。だが、そこは………


「ラブホじゃねえかここ……」
「らぶほ?たのしいところ?」
「楽しむところだ」
「????」


とりあえず部屋を取り、そこでフェイトを下ろす。
下ろした途端に部屋の物色を始めるフェイト。


「わー、おふろ〜。わー、べっどおっきい〜。わー、こんどーむだ〜」


最後の発言がおかしかったのは無視しようとおもう。
とりあえずは……


「フェイト、水でものn「おふろはいる〜」……おい待て」
「なに?」
「アルコール入ってる時に風呂はよくねえぞ」
「んー……じゃあねる!おやすみ〜」


そしてフェイトはベッドにダイブ。
すぐに眠ってしまった。


「………ま、起きた頃には酔いも覚めてるだろ」


と言う訳で、待つことにした。




side フェイト


何だろう……頭がくらくらするなぁ…。
私、何してたんだっけ?……はっ!?


「ここは!?」
「お、起きたか」


目が覚めてすぐに隣から聞こえて来る声。ベッドにランスが腰掛けていた。


「ランス……ここどこ?」
「ホテル」
「ふーん………ってそんなことは今はどうでもいいよ!」
「なんで?」
「だって……」


折角のクリスマスデートなのに酔って寝ちゃうなんて……


「だって、なんだ?」
「私、デートなのに寝ちゃったから……」
「それで?」
「え?怒らないの…?」
「寝顔をじっくり堪能させてもらったからな。それにしても寝相悪いなお前。座ってる俺に絡み付いて来るとはな」


怒らなかった。寝ちゃったのに。飲みに行っただけで何にもしてないのに。
………冷静になるとランスが色々と凄い発言を連発していたこと、酔っていたときの記憶などを思い出した。


「さてと。酔いも覚めて来たろ?」
「う、うん。それよりね……シャワー浴びてきていい?」
「ダメだ」
「えええ!?」
「それよりも……」


その言葉の続きを聞く前に、私はベッドに押し倒された。


「一汗かいてからの方が風呂は気持ちいいだろ?」


そう言いながらニヤリと笑った。


「本当にいっつも強引何だから」
「そうか?」
「うん。でも、そういう所も好きだよ」
「ならもっと強引に行くか?」
「それはちょっと……私、初めてだし……」


やっぱり、最初だし、優しくして欲しい。
はやてみたく知識が豊富な訳ではないけど、初めての時は痛いらしいっていうの
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