第二章 A's編
第四十一話 『再戦』
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ットに変化した。
あれで前に私は撃墜されたんだ。
「でやぁあああーーー!!」
ハンマーを振り回して突っ込んでくるけど前のようにはいかないよ!
《Protection Powered.》
「ふっ!」
展開されたシールドとヴィータちゃんのハンマーが激突。でも今回は防げている。
デバイスが強化されたからだと思うけど、それだけじゃない!
シホちゃんの行った魔力制御の特訓。それによって防御する点を集中させて魔力消費を軽減させる力を私は体得しているのだ。
カートリッジ分の魔力を差し引いても十分すぎる防御力を誇っている。
これならやれる!
いまだ突破できないでいるヴィータちゃんを尻目に私はレイジングハートをバスターモードに切り替えて構え、
、
「ディバイン・バスター!!」
「ッ!? チィッ!! アイゼン、このまま粉砕しろ!」
《Jawohl.》
「オオオオオオオーーーーーッ!!」
ヴィータちゃんはグラーフアイゼンを思いっきり振り抜いてプロテクションとディバインバスターを一緒に粉砕してしまった。
やっぱりすっごく強いよ。
でも、
「約束だよ。私達が勝ったら事情を聞かせてもらうって! いくよ、レイジングハート! カートリッジロード!」
《All right. Load Cartridge.》
二発カートリッジロードをする。
それによってアクセルシューターが計三十個くらい形成される。
「はんっ! そんなに出して操れるわけねーだろ!」
「それは…やってみてからのお楽しみ! アクセルシューター、シュート!!」
一斉に仕掛けるアクセルシューターの群れ。
でもヴィータちゃんの言う通り私は全部操れない。操れても十何個くらい。
でもさしずめ残りの各シューターの方向性を設定しておけば!
そう、誘導性能をつければいいのだ。
そうすれば私の指示なしでも動いてくれる。短長だけど目隠しにはなる。
そして私はいくつかのシューターを操作しながらもバスターモードを構えて、
「ディバインバスター!」
アクセルシューターの群れに追われているヴィータちゃんめがけて当たる予測位置にディバインバスターを放つ。
「そんなもんに当たるかよ!」
そんな事は分かっているの!
でも、
「全部集合!!」
まだ残っているアクセルシューターを集めてヴィータちゃんの移動する場所を限定する。
さらに、
「バースト!」
ディバインバスターをヴィータちゃんの前で拡散させる。
それによってヴィータちゃんは逃げ場を失い、全方位からの攻撃を受けることになる。
「うわぁぁぁぁぁーーー!?」
ヴィータちゃんが悲鳴を上げて煙に包まれる。
でももともとバーストするとあまりダメージは
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