第二章 A's編
第四十一話 『再戦』
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Side シホ・E・シュバインオーグ
シグナム達との出会い後の数日後、私達は時空管理局の医療施設に来ていた。
理由はなのはの検査結果を聞くためと、デバイスたちの受け取りなどだ。
それでマリーさんに会うと、
「はい、シホさん。アンリミテッド・エアはもうあなたの登録も済ませてあるからいつでも使えますよ。意思もあるからあなたの想いに答えてくれるよ」
「ありがとうございます、マリーさん」
「あ、それとまだ完全に機能が復活していないからなにか前動作があったら知らせてね。解析させてもらうから」
聞くと管制人格は復活したらしいがブラックボックスがまだいくつか存在しているらしい。
《よろしくお願いしますマスター》
「あ、よろしくね、エア」
《はい。私のことはエアと呼ぶのですね》
「うん。大丈夫かな?」
《構いません》
「そう」
マリーさんと別れた後、なのは達と合流して、
「なのは、経過はどうだった?」
「うん! もう全快だよ!」
「レイジングハートとバルディッシュも復活したからもういつでも戦えるよ」
「腕がなるね!」
「そういえばお姉さまもデバイスを受け取ったんですよね?」
「ええ。でもまだ起動はしたことないから一回クロノに試運転を頼もうと思うわ」
「それはいいね。初めて使うんだから初っ端で使うわけにはいかないもんな」
アルフがそう笑いながら言う。
確かにいきなり使えといわれても使えないものである。
まぁなのはは何も知らないで起動していたから私も使えそうなものだけどね。
「それじゃ海鳴市に帰ろうとしましょう」
「待って。先にエイミィさんに話を通しておこう」
ユーノがそういうので任す事にした。
それでユーノが連絡をしていると何やら慌しくなっているようである。
どうしたのか聞いてみると、
「どうやらヴォルケンリッターのうち二人を補足したらしいんだ」
「えっ!? そうなのユーノ君!」
「それですぐ向かえるか、だって…シホ、もしかしたら初っ端のデバイスの起動の機会があるかもしれないよ?」
「そうね…。なんか都合がいい気がするけど現場に行ってみるだけしましょう。さて、皆。修行の成果を見せるときよ(私の今回の狙いはアーチャーの顔を見る事と魔力を蒐集させることね)」
「うん!」
「わかってる…!」
「おう!」
なんか元気よく返事をしてくれる三人には悪い気がするけど今は黙っておこう。
そして私達は現場へと向かったのだった。
◆◇―――――――――◇◆
強装結界内部では今もなお武装局員達とヴィータ、ザフィーラが対峙していた。
ヴィータ達がかかろうとしたがその時に囲んでいた武装局員達が一斉に離れたのでなぜ?と二人は思ったがすぐ
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