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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
黒魔導士
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ント、俺、エバーグリーンさんはそう言い、
ナツさんは無言だったが、口を開いた。

「誰だか知らねーが、ここは俺達のギルドの島だ!!!
 試験の邪魔をするんじゃねーよ!!!!」

ナツさんは男に向かって怒鳴って言った。

「大きく・・・なったね。」

「?」

「会いたかったよ、ナツ。」

ナツさんを知っている様だが・・・。

「誰だてめえはァ!!!!!」


ドゴオオオオオッ!!!


「えええええ!!!??」

俺は驚いた。ナツさんがいきなり男の人を殴ったからだ。

「殴ったァ!!!!」

「いきなりかよ!!」

エバーグリーンさんとエルフマンさんも驚いた。

「(そうか・・・()()なのか・・・
 まだ・・・ナツは・・・僕を壊せない・・・。)」

男の人は殴られ飛ばされたが、すぐに体勢を立て直した。

「お前なんか知らねえ!!!!名乗れ!!!!」

ナツさんはどうやら男の人の事を知らない様だ。

「(僕はもう誰も殺したくないのに・・・・・・
 止められるのはナツしかいないのに・・・まだなのか!!!!)」

男の人は突如、涙を流した。

「な・・・泣いて・・・る?」

「痛かったから?」

「多分・・・違うと思うが・・・。」

「う・・・うぐ・・・。」

「何て不気味な奴なの・・・。」

「ぬうう・・・。」

「逃げ・・・て・・・。」

「「!」」

この魔力は・・・!!!

「さっきの黒い波動か!?」

「あれは命を奪おうとする魔力よ!!」

エバーグリーンさんとエルフマンさんがそう言う。

「全員、ここから離れろォーーーーーー!!!!」

「早く!!!!」

「か・・・」

「っ!!来る!!!!」


ブオッ!!


男の人から黒い波動が出てきた。
俺は(エーラ)を出して空の方へ逃げ、ミントの元へ行き、離れる。
エバーグリーンさんとエルフマンさんも急いで離れた。

「っ!!!」

しかし、ナツさんだけが少し遅れてしまった。

「ナツーーーー!!!!」

「バカ!!!行くなァ!!!」

ナツを助けようとしたハッピーを止めるエルフマンさん。



「・・・・・・!」

そして、また枯れていなかった木や葉などが黒い波動によって枯れていた。

「やっぱり・・・この魔力か・・・。」

「ナツー!!!」

「大丈夫だ・・・それよりアイツは・・・。」

ナツさんは無事だったようだった。だがある異変に気がついた。

「ナツさん!!?マフラーが!!!」

「!!!」

ナツさんはいつも首に巻いてあるマフラーがある。
話によるとイ
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