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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
黒魔導士
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数分前、エルフマンとエバーグリーンは・・・

(おとこ)たるもの敵から逃げるべからず〜〜〜!!!!」

「うるさい!!!!少しは黙ってられないの〜!!!!?」

「ブモ゛ーーーー!!ブモ゛ーーーー!!」

「「あああああああああ!!!!」」

まだ、あの巨大な豚の怪物に追われていた。

「シャーーー!!」

「危ねえ!!!!」

巨大な豚の怪物がエバーグリーンに攻撃してきたので、
エルフマンはエバーグリーンを抱きしめて巨大な豚の怪物の攻撃をかわした。

ドガッ!!

「うおっ!!」

「きゃっ!!」

しかしかわした後、2人はそのまま転がって行った。

ゴロゴロゴロゴロ!!!!

「おおおおお!!!」

「あああああ!!!」

「ブモ゛ーーーー!!」

巨大な豚の怪物が転がって行く2人を追い掛ける。しかし・・・

ズムン!

転がって行った2人の先に偶然、
あの巨大な豚の怪物が入れない穴に入ってしまい、
あの巨大な豚の怪物から逃げきれた。

「「ああああ!!!!!!」」

しかし、転がる勢いまでは止まらなかった・・・。


ズドーーーーン!!!


「ん・・・」

「いってぇ・・・。」

穴から出た後、何とか転がるのが止まったみたいだった。

「!ちょ・・・何やってんのよ!!」

ドン!

「おるぼァ!!」

エバーグリーンはエルフマンに抱きつかれた事に気がつき、
エルフマンを後ろへ押すかのように離れた。

「さっきの作戦はミラを動揺させる為の狂言よ!!
 まさか『コイツ、ちょっと俺に気があるんじゃ』とか思ってないでしょーね!!」

「思ってねーよ。」

エバーグリーンの言葉にエルフマンは即答してそう言った。

「けど、お前には感謝してる。まさか、あんなヒキョーな作戦を思いつくとはな。」

「ヒキョー言うな!!」

エルフマンの言葉にエバーグリーンは怒鳴って言った。

ガサッ

「人?」

「「!!」」

とある人物がエルフマンとエバーグリーンの前に現れた。

「人なのかい。こんな島に人が・・・ここなら誰もいないと思っていたのに・・・。」

その人物は、前に襲ってきた狼達と近くを飛んでいた鳥が死に、
植物が枯れていく、恐ろしい魔法を持ってしまった男だった。

「誰だ、貴様は。」

「ここはウチのギルドしか入れないのよ。」

「ギルド?そうか・・・ギルドの管理する島だったのか。」

エルフマンとエバーグリーンの言葉に男はこの天狼島に人がいた事に納得した。

「オイ、てめえ!!!!」

エルフマンは男に近づこう
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