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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
メスト
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ほう!あの超難関ルートを突破したのか!!」

「はい。まさかそういう事だったとは驚きました。」

「ええ!?超難関ルート突破できたの!!?」

「はい。」

レビィさんの言葉に俺はそう返事をした。

「闘ったのって誰だったの!?」

「それは・・・」

「レビィちゃん!コージ君!!」

声のした方を俺とレビィさんが振り向くと、そこにはルーシィさんとカナさんがいた。

「ルーちゃん!」

「カナさん。」

「みんな〜!」

また声がしたので振り向くと、そこにはナツさんとハッピーがいた。

「ハッピー!ナツ!!」

ミントがそう言う。

「合格したんだね!」

「あい。」

ルーシィさんの言葉にそう返事をするハッピー。

「・・・・・・。」

「ナツさん?」

何か様子が変だぞ?

「どうしたのナツ?」

ルーシィさんもナツさんの様子に気がつく。

「・・・ちょっとな・・・。」

ナツさんはそう言い、俺達から離れて近くの岩に座った。

「・・・・・・。」

「どうしたんでしょう、ナツさん。」

「さあ?」

「あんなナツ始めて見たわ。」

俺とレビィさん、カナさんがそう言う。




































一方こちら、もう1つの“闘”では・・・

「ぶほおっ!!!!」

「メストさん!!」

メストとウェンディがいた。

「くう・・・まさかこいつらがこんなに強かったなんて知らなかった。」

「そりゃあ強いですよ。」

「だが・・・我が師の跡を継ぐ為、俺は負けられない!!!
 かかって来い!!!グレイ!!ロキ!!」

どうやら、メスト&ウェンディはグレイ&ロキと闘っていたようだった。しかし・・・

「・・・・・・あれ?」

グレイとロキの姿は無かった。それもそのはず・・・

「あの・・・私達負けちゃったみたいです。」

「知らなかったー!!!!」

「メストさんが気絶してる間にグレイさん達は先へ・・・」

「・・・・・・。」

ウェンディの説明に茫然となるメスト。

「はぁ〜あ、今年もダメだったかぁ・・・。」

「私が役に立たなかったから・・・がんばろォって決めたのに・・・。」

「いや・・・いいんだ。それよりけがはなかったかい?」

「はい・・・。」

ウェンディの言葉に安心したメストだった。

「(お兄ちゃんは・・・大丈夫かな・・・?)」

ウェンディは心の中でコージの事を考えていた。
















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