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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
3体のドール分身
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!」

バリィン!!

「!!」

「!?」

「「・・・。」」

どうやらギルダーツさんの偽人形が粉砕(クラッシュ)でイビルゲートを破壊したみたいだ。

「「!!!」」

「くるか!!ミント持って置いてくれ!!」

「わかった!!」

俺はそう言い、ミントにドール分身を投げ渡した。

「「!!!!」」

エルザさんの偽人形は剣で俺を攻撃してきて、
ギルダーツさんの偽人形も粉砕(クラッシュ)で攻撃しようとしてきた。

「何の!!ダークカッター!!」

俺は腕を闇で纏い、手刀の様に構えた。

「はっ!!」

手刀で俺はエルザさんの偽人形の剣を全て弾いた。

「!!」

ギルダーツさんの偽人形が俺に襲い掛かってきた。

「やばい・・・!黒い霧!!」

俺は息を吸って、息を吐く感じで口から黒い霧を出した。

「うわーーー!!見えないよ〜!!」

ミントがそう言う。もともと眼くらまし程度にしか使えない上に、
俺以外の黒い霧でも目が見える人でないと使えないからな。

「「・・・っ。」」

「ここですよ。」

「「!?」」

「始めっからすればよかった。闇竜の翼撃!!!」

俺は闇を纏った両腕を薙ぎ払うように振るい、
エルザさんとギルダーツさんの偽人形に当てた。

ズドォーーーーン!!!!!

「「っ!」」

エルザさんとギルダーツさんの偽人形は闇竜の翼撃を、
エルザさんの偽人形は剣で、ギルダーツさんの偽人形は腕でガードした。

「(今だ!)ブラック・ダート!!!」

俺は体に闇を纏い、そのままエルザさんの偽人形に向かって突撃した。

「っ!!!」

エルザさんの偽人形に直撃できた!!

「止めだ!覇邪闇竜拳!!」

覇邪闇竜拳、闇竜の鉄拳を連続で放ち
、闇の拳の連撃を叩き込む闇の滅竜魔法の1つ。

バババババババババッ!!!!!

「・・・っ!!・・・!!!!」

エルザさんの偽人形はそのまま倒れ、ただの人形へとなった。

「よし!後1人だ!!」

「おお〜!!どう倒せたのか分からないけど、すごいよコージ!!」

ミントがそう言う。

「・・・っ!!」

ギルダーツさんの偽人形はまだ俺を見つけていない様だ。今がチャンスか!!

「(だが、攻撃すると、気配を感じて粉砕(クラッシュ)をしてくるな・・・よし!)
 闇から光へ!」

俺は黒いオーラを白いオーラへ変えた。

「・・・。」

ギルダーツさんの偽人形は俺を探している様だ。

「(今だ・・・!)」

ギルダーツさんの偽人形は気づいていない!

「光竜の鉄拳!!」

「っ!?」

後ろから俺は光り
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