第4章 天狼島編
9つの道
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く。
「だいたい毎年何段階かに分かれてるんだ。」
メストさんがそう言う。
「・・・・・・。」
知って知る様だな・・・でも怪しいな・・・
あいつ等には一応言ってはおいたから来ると思う・・・。
「島の岸に煙が立っておるじゃろう?まずはそこへ向かってもらう。
そこに9つの通路があり、1つの通路に1組しか入る事はできん。」
マスターがそう説明をする。
「そして通路の先はこうなっておる。」
マスターはその通路先の事を映像魔水晶で見せた。
「ここを突破できたチームのみが一次試験合格じゃ。」
映像魔水晶を見ると、それぞれの通路に番号があり、
1番の先にはギルダーツさんの顔が出ており、「激闘」と書かれていた。
ただミラさんの方には何故か「激闘?」であった。
後、4番にはエルザさん、
8番にミラさんの顔が出て、それぞれに「激闘」と書かれていた。
2番と3番は途中で一緒になる場所があり、「闘」と書かれていた。
6番と7番にもそれがあった。5番には「静」と書かれていた。
9番には何故か黒い人影の様なのが3人おり、「大激闘」と書かれていた。
「“闘”?」
「エルザやギルダーツの顔に“激闘”って書いてあるぞ。」
「それって・・・」
「“静”ってのもある。」
「あっちの3人は一体何だろう?」
「“大激闘”って書いてあるけど・・・。」
「“闘”のルートはこの9組のうち2組がぶつか勝った1組のみが通れる。
“激闘”は現役S級魔導士を倒さねば進めぬ最難関ルート。
“静”は誰とも戦う事なくこの一次試験を突破できるルート。」
マスターがそう説明をした。
「そして・・・この最後の“大激闘”は超難関ルートじゃ。
この黒の3人は・・・まぁ、行けばわかる。意外な奴等がいる。
ルールは看板に立てておいてるから読んで置け。」
一体、どんな試験だ・・・その超難関ルートって・・・?
「一次試験の目的は“武力”そして“運”。」
「「「「「(“運”てーーー!!!)」」」」」
それってどうなんですか・・・(汗)
「さぁ始めてこい!!!!試験開始じゃ!!!!」
・・・ん?
「は?」
「ここ・・・海の上じゃないか・・・?」
「ニカッ」
ああ・・・そういう事・・・。
「そういう事か、ハッピー!!」
バッ!
「先に通路を選ぶんだー!!!!」
「あいさー!!」
「うわ、ズリィ!」
「ナツてめえ!」
ゴチーーーン!
「んが!?」
「な!?」
ナツさんとハッピーが何かにぶつかった。
「術式!?」
カナさんがそう言う。
「
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