第一幕その五
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にいてくれ」
「陛下と共にですか」
「君は私の無二の親友」
少なくとも彼はそう信じていたし事実であった。だが今その親友の心が揺れ動いていることもまた知らなかったのであった。
「だからこれからも私と共に」
「陛下、御言葉ですが」
先程のヴィッテリアとの話を思い出しそれを胸にしての言葉だった。
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