第一幕その三
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僕を幸せにする為だよ」
彼は微笑んでセストに告げた。
「その為にね」
「君を幸せにする為に」
「そう。君は僕の愛にセルヴィリアを約束してくれた」
このことを今彼に述べた。
「もうそれで充分だ。このことを君が陛下に願い出てくれればもう」
「アンニオ」
セストはここでそのアンニオに思い詰めた声をかけた。
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