第十三話「イッセー好みの展開では?」
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俺も自室に戻りベッドにダイブして一休みする。
契約を取ったあと部室に戻った俺たちは部長に事の報告したのだが、その時に見せた部長の思いつめた表情が妙に気になった。なにか悩み事でもあるんだろうか?
あー、明日思い切って聞いてみようかな。もしかしたら力になれるかもしれないし。
天井を見ながらボーっと呆けていると、突然俺の部屋の床が光り出した。
光は円状に展開し見覚えのある魔方陣を形成していく。
――グレモリー眷属の紋様? 誰だ、こんな時間に。
魔方陣の中央から人影が現れる。
「――部長?」
そう、現れたのは紅の髪を靡かせた女性、リアス・グレモリーだった。
何やら思いつめた表情をしている。ついさっき部室で見た時と同じ顔。
部長はつかつかとこちらに歩み寄ると、半身を起こした俺をベッドに――押し倒したぁぁぁぁぁ!?
「ぶ、部長!?」
突然の出来事に何が何だかわからず、狼狽する俺に部長は言う。
「イッセー、私を抱きなさい」
…………はい?
「至急、私の処女をもらってちょうだい。迅速に頼むわ」
えええええええ!? 何を言ってるんですかこの人はぁああああ!?
完全に身体がフリーズしている俺を尻目に部長は制服を脱ぎだした!
「ぶ、ぶぶぶぶ、部長!? こここれは一体!?」
スカートを脱ぎ捨てワイシャツのボタンをすべて外す部長。あっという間に下着姿になってしまった!
な、何が起こってる? 一体、何が起こってるんだ!?
思考は混乱しても目は不随意的に動き、その下着姿を目に焼き付ける! ブ、ブラジャーに包まれた白く豊かな膨らみから目が離せないぃ!
マウントポジションを取り下着姿になった部長は深呼吸をしたあと、上体を折った。
ああああああ! が、眼前におっぱい様が、おっぱい様がプルンってぇぇぇ!!
「イッセー、私ではダメかしら?」
「い、いえ、そんな滅相もありません!」
「色々考えたのだけれど、やっぱりあなたが適任なのよ」
なんの適任ですか!?
「……既成事実が出来てしまえば文句もないはず。身近でそれができるのは貴方しかいなかったわ」
俺!? なんだかよく分からないけど、光栄です!
「祐斗はダメ、あの子は根っからのナイトだから決して承諾してくれないわ。レイもダメ、そもそもあの子に性欲があるのかが分からない。だからこそイッセー、貴方しかいないのよ」
マジっすかありがとうございます! 取りあえず木場に勝ったのだけは理解したぞ! レイに関しては
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