第4章 天狼島編
ベストパートナー
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ンディ。」
・・・そういう事か・・・。
「俺はS級になって世界を知る事ができる。頼む、力を貸してくれ。」
「え・・・でも・・・私・・・」
「ダメに決まってるじゃない!!」
シャルルは怒鳴ってそう言う。
「・・・!」
「?」
「知りたい。冬の川の中というものを俺は知りたい。」
いつのまにかメストさんが川に浮かんでいた!?
「こんな変態につきあっちゃ絶対ダメよ!!!」
「変態というより変人でしょ?」
シャルルの言葉にミントがそう言う。
「でも・・・悪い人じゃなさそうよ。」
「それはそうだが・・・。」
何か怪しい・・・ジェラールがこの人を弟子にしたとか考えられない・・・。
「それに私・・・恩人だったミストガンに何1つ恩返しができなかったし・・・。」
「エドラスを救ったじゃない!!それで十分よ!!」
「でもそれは結果論でしょ。私の気持ち的には・・・。」
「ダメったらダメ!!!コージからも何か言って!!!!」
「あ・・・そうだな・・・俺がパートナーにする予定だ!!」
「そうじゃないでしょ!!!!」
すまん、シャルル・・・。
「お兄ちゃん・・・ゴメンね。」
「なっ!?」
「私・・・ちゃんと恩返ししたいの・・・」
「ウェンディ・・・。」
「メストさん、パートナーお願いします!」
「ありがとう。」
いつのまにかメストさんが川から出ていた。
「では、1週間後にギルドで会おう。私はこれから修業をする。では。」
ビュン!
「「「「!?」」」」
メストさんが消えた!?瞬間移動・・・か?いやそれより・・・
「酷いぜウェンディ・・・。」
「ご、ごめんなさい・・・でも・・・」
「・・・まあいいよ・・・シャルル、悪いが俺達は結局試験に出るぜ。」
「・・・勝手にしないさい!!」
シャルルはそう言い、翼を出し、女子寮へ戻って行った。
「待って、シャルル〜!!」
ウェンディは後を追いうかの様に走って行った。
「・・・はぁ・・・。」
「コ〜ジ〜、元気出して、私がパートナーになってあげるから。」
「・・・そう、ありがとう。」
俺はウェンディをパートナーにすることができなくなり、ミントにする事となった。
1週間、俺もつかな・・・この心・・・。
「じゃあね。私2人を追い掛けないと!」
ミントはそう言い、翼を出し、ウェンディとシャルルを追い掛けた。
「・・・・・・。」
しかし俺は1つ気になる事があった。
「ジェラールが弟子をとるなんて・・・
そんな話聞いてないし・・・本当なのか・・・?
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ