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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
ベストパートナー
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ンディ。」

・・・そういう事か・・・。

「俺はS級になって世界を知る事ができる。頼む、力を貸してくれ。」

「え・・・でも・・・私・・・」

「ダメに決まってるじゃない!!」

シャルルは怒鳴ってそう言う。

「・・・!」

「?」

「知りたい。冬の川の中というものを俺は知りたい。」

いつのまにかメストさんが川に浮かんでいた!?

「こんな変態につきあっちゃ絶対ダメよ!!!」

「変態というより変人でしょ?」

シャルルの言葉にミントがそう言う。

「でも・・・悪い人じゃなさそうよ。」

「それはそうだが・・・。」

何か怪しい・・・ジェラールがこの人を弟子にしたとか考えられない・・・。

「それに私・・・恩人だったミストガンに何1つ恩返しができなかったし・・・。」

「エドラスを救ったじゃない!!それで十分よ!!」

「でもそれは結果論でしょ。私の気持ち的には・・・。」

「ダメったらダメ!!!コージからも何か言って!!!!」

「あ・・・そうだな・・・俺がパートナーにする予定だ!!」

「そうじゃないでしょ!!!!」

すまん、シャルル・・・。

「お兄ちゃん・・・ゴメンね。」

「なっ!?」

「私・・・ちゃんと恩返ししたいの・・・」

「ウェンディ・・・。」

「メストさん、パートナーお願いします!」

「ありがとう。」

いつのまにかメストさんが川から出ていた。

「では、1週間後にギルドで会おう。私はこれから修業をする。では。」

ビュン!

「「「「!?」」」」

メストさんが消えた!?瞬間移動・・・か?いやそれより・・・

「酷いぜウェンディ・・・。」

「ご、ごめんなさい・・・でも・・・」

「・・・まあいいよ・・・シャルル、悪いが俺達は結局試験に出るぜ。」

「・・・勝手にしないさい!!」

シャルルはそう言い、(エーラ)を出し、女子寮へ戻って行った。

「待って、シャルル〜!!」

ウェンディは後を追いうかの様に走って行った。

「・・・はぁ・・・。」

「コ〜ジ〜、元気出して、私がパートナーになってあげるから。」

「・・・そう、ありがとう。」

俺はウェンディをパートナーにすることができなくなり、ミントにする事となった。
1週間、俺もつかな・・・この心・・・。

「じゃあね。私2人を追い掛けないと!」

ミントはそう言い、(エーラ)を出し、ウェンディとシャルルを追い掛けた。

「・・・・・・。」

しかし俺は1つ気になる事があった。

「ジェラールが弟子をとるなんて・・・
 そんな話聞いてないし・・・本当なのか・・・?

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