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混沌の魔術師と天空の巫女
第4章 天狼島編
ベストパートナー
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エバーグリーンさんはまだこっちに視線を送っていた。

「熱い・・・ってより石にされそうな視線じゃねーか!!」

エルフマンさんがそう言う。確かエバーグリーンさんの魔法って石化眼(ストーン・アイズ)でしたよね?
・・・石にされた事でもあったのでしょうか?

「とこで、コージは誰をパートナーにするんだ?」

グレイさんがそう言う。

「いやその前にちょっと確かめたい事があるのです。」

「確かめたい事?」

「はい。ちょっとミラさん達に聞く事があります。」

俺は皆さんにそう言う。

「行って来るよ。」

俺はウェンディを見てそう言う。

「うん。」

ウェンディは頷いて言った。


























「お話?」

俺は最初にミラさんの所へ来た。ちょうどマスターもいた。

「俺がS級魔導士昇格試験に選ばれたのは何故ですか?
 俺は入ってまだそんなに経っていませんよ?」

「ああ。御主の仕事っぶりがすごいからのう。」

「コージ君がギルドに入って今日までで、
 コージ君が依頼を受けた数がジュビアより多くって。」

「そうなんですか!?」

ジュビアさんより多いって・・・それぐらいが普通かと思いました。

「あ・・・まぁ・・・俺の光の滅竜魔法で遠くの場所までも行けますからね。」

皆さんと違って俺にはハッピー達みたいに(エーラ)がありますし。

「それにエルザから聞いた話じゃが、御主ラクサスと勝負したそうじゃの?」

「あ、はい。」

「ナツとガジルでラクサスを倒した・・・
 しかし御主は1人でラクサスを倒したからのう。実力もかなりあると見た。」

「そう、ですか・・・。」

喜ぶべきなのか・・・?ラクサスさんってマスターの孫ですから・・・。

「コージ。」

「はい?」

「ラクサスは・・・元気じゃったか?」

「ええ・・・まぁ・・・。」

やっぱり、心配はしてるんですね。

「そうか・・・。」

マスターはそう言い、酒を飲んだ。

「ありがとうございます。」

「試験頑張ってね。」

ミラさんがそう言う。




























「試験がどのようなものか?」

今度はエルザさんの所で試験はどんなのかを聞きに来ました。

「一応、経験者もとい、S級魔導士の方に
 どのような試験を受けたかを聞こうと思い・・・。」

「うむ。私の場合は試験会場は違っていたが、
 まずS級魔導士、つまり私達と闘い、実力を見せる事だな。

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