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皇帝ティートの慈悲
第一幕その十
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「その声はアンニオかい?」
「うん、その通りだ」
 彼は明朗に友人に返事を返した。
「僕だが。君は何故ここに」
「僕は・・・・・・この世で最も恥ずべき男だ」
 こう言ってアンニオから顔を離す。
「だから。気にしないでくれ」
「一体何を言っているんだ」
 これはアンニオには全くわからない言葉であった。彼と話をしながら首を傾げさえする。
「君は。どうかしたのか」
「僕は」
「アンニオ様」
 ここでさらに。セルヴィリアまで来たのだった。

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