3話 妖精女王と妖精王
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「バカモノォ?」
ゴン!
パシッ!
俺とナツはエルザに殴られた。まあ、俺は受け止めたが
「鉄の森は私たちが追っているギルドだろ!何故捕まえて情報を吐かせなかった!」
「始めて聞いたぞそんなこと!」
「まあ、ナツはエルザに気絶させられていたからな。」
「ハッ…そうか、そうだったな…すまなかったナツ…」
「俺殴られ損?」
「ははは!さて、とっととイゴールを倒しに行くんだろ?」
「ああ!」
「「おう!……マネすんな?」」
見事にハモるナツとグレイ
「うう…私は見学じゃダメ?」
「別にいいぞ。正直俺だけでも十分だ。」
「うわあ、すごい自信…」
「自信じゃねえよ。確信だ。」
「ふと思ったんだがレイン。お前の道具に無いのか?四輪車」
「「「まっさかぁ」」」
「あるぞ」
「「「あるの?」」」
「ちょっと止めろ。出すから。」
(いったいどんなのが出てくるんだろう……)
内心ワクワクしているルーシィであった。
「んじゃ、換装海を行き地を駆け空を飛ぶ車」
現れたのは見た目は名前の通りチキチキバンバンだが、性能は別だ。
周囲の情報を自動で取得し目的地まで自動運転する車だ。
さらに、陸海空何処でも走れる。そして、乗り物酔いも無い優れものだ。
※分からない方はお手数ですが個人で調べていただけたら幸いです。
「よし、さて乗れ。」
「だ、大丈夫か?ずいぶんとボロいようだが……」
「俺が造った道具に不満でも?」
「いえ!なんでもありません!」
「さて、目的地設定……オシバナ駅」
オシバナ駅
「よくきたな、妖精の尻尾のハエども。」
そう言ったのは身の丈ほどもある大鎌を持った男だった。
彼の名はエリゴール。暗殺ばかりをやっていたことから死神の二つ名を持つ男だ。
彼の使う魔法は風魔法だ。
「エリゴール……!」
「その手にある君の悪い木の枝みたいなのがララバイか?」
「やはりララバイのことはバレていたか。さて、ここで問題だ。駅には一体何がある?」
「まさか……ここでララバイを吹くつもりか?」
「くくく…」
「なあ、お前本当にここでララバイ吹くわけ?お前の仲間が居るのに?」
「「「??」」」
side change
side エリゴール
「お前本当にここでララバイ吹くわけ?」
「「「??」」」
(こ、こいつまさか…本当の狙いに気づいてやがる?いや、まさか…そんなはずは無い。)
「ふ
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