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【完結】剣製の魔法少女戦記
第二章 A's編
第四十話      『スーパー銭湯(後編)』
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た水晶で知らせるわ」
「了解した。感謝する、シュバインオーグ」
「ありがとう、シホ…」
「ありがとね、シホちゃん」
「恩にきる、シュバインオーグ」
「感謝ははやてを助けた後でいくらでも聞くわ。
…それと、たぶん次の管理局との戦いは近いうちに起こると思うわ。その時にタイミングを計って私の魔力を蒐集していいわ。
あなた達ならもう知っていると思うけど私はどうやらなぜか知らないけど、古代ベルカ式の魔法の使い手らしいからかなりページは埋まると思うし」
「…いいのか?」
「私自身がいいって言ってるんだから遠慮はなしよ」
「スパイとなにからなにまですまない。いつか借りは返す」
「ええ」
「それと私達には一人だけ協力者がいる。そいつにお前の魔術の事を聞いた」
「わかったわ。そいつの名前は教えてくれないの?」
「どうも記憶喪失らしい。仮名でアーチャーと名乗っている」
「アーチャー、ですって?」
「なにか思い当たる節があるのか?」
「ええ、なんとなく…」

アーチャー? これはただの呼び名? それともサーヴァント?
私の魔術を知っている奴と言えば随分と限られてくるけど、一度会うしかないわね。

「それじゃ今日はもう解散しましょう。私は家に内緒で抜け出してきたものだから見つかったらやばいし」
「わかった。それではな、シュバインオーグ」

それでシグナム達はそれぞれ別々に飛び立っていった。
おそらく今から別世界に行ってくるのだろう。



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