第二章 A's編
第四十話 『スーパー銭湯(後編)』
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に罪悪感なんて感じる事はないんだよ。シホちゃんはもう立派な女の子なんだから」
「そう、かな…?」
「うん! だってもしまだ男の子だったら女性の人の体をエッチな目で見ちゃうかもしれないんでしょ?」
「そ、そう言われるとどう答えていいか分からないけど一般男性ならそうなのかな? 私、男性の時もそんな事あんまり気にしたことがないから」
「シホちゃんは誠実な人だったんだね」
やっぱりすずかにこの事を話して正解だったかな? 私の不安を何度も拭い去ってくれるから。
でも、誠実かっていうと…四日間の記憶でアヴェンジャーは私の殻を被ってリン達と色々、その…やっていた訳でカレンの言う通り私の本性ってやっぱり野獣なのだろうか? 悩みどころである。
「さ、シホちゃん。話ばっかりより本来の目的のお風呂を楽しもうよ」
「そうね」
すずかが手を差し出してきたので掴んで一緒に銭湯めぐりを開始するのだった。
しばらくいくつかのお風呂を巡って一度区切りをつけて皆を探しているとちょうどアリサが誰かと別れている光景を見た。
あの赤い髪と後姿…どこかで見た覚えがあるんだけど…うーん、わからないから多分知らない子だろう。
「あ、すずかにシホ」
「アリサちゃん、誰かとお話してた?」
「うん。なんか可愛い感じのちっちゃい子がいたから世間話とか」
「そっか」
「ところでなのは達はどこだろう?」
「私達も皆を探していてようやくアリサを見つけたのよ」
「そっか。皆でジェットバスにいこうかと思ったんだけど…あ、いたいた! あそこ!」
アリサが見つけたという方に目を向けるとなのはとフェイトが洗いっこをしている光景が目に映った。
話の内容的にフェイトは一人で髪を洗うのが苦手だとかそんな感じで、なのはに洗われてフェイトが赤くなっているという感じだ。
それを見ていたアリサが「すごい気恥ずかしい光景だ」と言っている。
それなのでしばらくはそっとしておいてミストサウナに行っていようという話になった。
……………
…………
………
しばらくしてすずかと一緒になって歩いていると前方から歩いてくる金髪の女性がいた。
「あ、あれシャマルさんかな?」
「本当ね。今一人かな? 話しかけてみようか」
「そうだね。シャマルさーん!」
「あ、すずかちゃんに…シホちゃん!?」
「え、あ、はい。お久しぶりです。なんかすごい驚いてますけどどうしましたか?」
「え、えっと、ね…」
なんかすごい慌てているけどどうしたのだろうか?
◆◇―――――――――◇◆
Side シャマル
ど、どうしましょう!?
今ちょうど私が一人でいたのが幸いだったけど近くにははやてちゃんにシグナム達がいる。
シホちゃんと会っちゃったらは
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