第七話
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たが、かわいそうにセルフィナさんはトラウマになったようでふらふらしている。
この水売りのように、こういう相手の商売もあるようでまさに神のみえざる手ってやつですねー
王宮に戻るとオトコ達は洗い場へ直行した。
多少のニオイが残りつつも髪や体についた汚れは落とすことが出来た。
俺は王宮の厨房長に事情を話した上で頼み、ワインを2本いただいて
「消毒のためですよ」
と、従騎士と従卒に渡すと呑んじまいやがったよ。
「まずは体の中から消毒しませんと」
とか言い出すんだからいい根性している。
「殿下も一口」
とか言うから俺も付き合いましたけどね。
そんな俺達のためにタオルと着替えを持ってきてくれたセルフィナさんはマジ天使。
改めて俺は、
「今日は皆さま方に多大なご迷惑をおかけしました。申し訳ない。そして感謝します」
と、伝えることだけは忘れなかった。
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