第八十九話 ダーボル城塞
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い、現在のゲルマニアは不幸続きだな」
「いかがいたしましょう? 一度、辺境伯の所に戻り指示を待ちますか? それとも、このまま巨大な足跡を追って捜索を続行しますか?」
「一度戻ろう、もはや一武装組織を倒すのとは訳が違う、大規模な反乱だ」
「分かりました。各騎士達にも帰還命令を出します」
「任せる」
シャルルンホルストは自らの火竜に飛び乗ると、他の騎士の所まで飛んでいった。
「……私もこの状況を利用させて貰おう」
この日を境にフリードリヒの野心に火が灯り、ヴィルヘルムの追い落としを画策するようになり、フリードリヒは身辺の騎士達を信頼の置ける者に変え、『その時』に備えだした。
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