コードギアスR1
0128話
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て欲しいと言うからここまで来ただけで、特にどうこうするつもりはないな」
本来はブリタニアに保護してもらいたい所なのだが、それをこちらから言い出せば足下を見られる可能性が高い。なら、コーネリアから言い出して貰うのがベストだろう。
なにせ、得体は知れないが非常識な身体能力を持っている俺だ。エリア11を統べる者としては野放しに出来ないだろう。下手に野放しにして、レジスタンスに雇われでもしたら……という風に当然考える。おまけに全く未知の技術で作られたランドリオンの件もある。ブリタニア側としては、是非手元に置いておきたい筈だ。
「なるほど、上手いな」
……だが、当然俺のそんな考えはブリタニア皇族でその手のやり取りに慣れているコーネリアにはお見通しだったらしい。
「姫様、この者は手元に置いておく方が良いかと」
「私もダールトン将軍の仰る事に同意します」
「ふむ、2人がそう言うのならそれもいいだろう。アクセル・アルマー。しばらく貴公を雇ってもいいが……どうする?」
「俺を雇うと高いし、礼儀は知らないし、本当に戦いでしか役に立たないが……構わないのか?」
「ああ。ただし、ランドリオンとか言ったか? あの機体に関しての技術協力をしてもらうが構わないな?」
やっぱり、そこは見逃さないか。さすがブリタニアの魔女だな。……いや、軍人であるコーネリアだからこそ、ランドリオンというAMに強い興味を示したのだろう。
「技術協力と言っても、俺は別に開発者や技術者じゃないが?」
「なら、あの機体をこちらで調べさせて貰いたい。そして分かる範囲でこちらの質問に答えて貰えれば構わん」
……この辺で手を打つべき、か?
「了解した。期限はいつまで?」
「取りあえず半年程度を見ている。それ以降の事は半年後にまた決めるとしよう。金額はこのくらいだ」
確かコードギアスのR1自体は1話から25話までで半年程度だった筈。そう考えれば十分か? それにコーネリアの示した金額も、傭兵を雇うにしてはかなり多めのものだった為に金に困る事はないだろう。
「分かった。じゃあ半年契約で。それでその半年の間の俺の扱いはどんな風になるんだ?」
「私直属の部隊という事にしておく。何かあった時はギルフォードかダールトンの指示に従ってくれ」
「了解した」
「それと、明日兄上の部下と会う約束になっているのだが、その時に貴公の機体を見せて欲しい。融通を計るようにと兄上に言われてるのでな」
「兄上?」
「第2皇子で帝国宰相でもあらせられるシュナイゼル・エル・ブリタニア殿下だ」
ダールトンの言葉でその人物を思い出す。シュナイゼルと言うとコードギアスのラスボスか。ただ、その部下となるとランスロットを開発しているロイドとセシル、いわゆる特別派遣嚮
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