使徒大戦
第二章
2.03
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強気で弱みをみせないで生きてきたアスカにとって、誰かに甘えるという行為自体が新鮮で楽しいのだ。
だからシンジを操縦しているつもりはまったくない。無意識にやっているからこそ恐ろしいという意見もあるが。
というわけでシンジとアスカは帰宅することになった。ミサトは残る。
「今日くらいは邪魔しちゃアスカに殺されちゃうわよ」
「分かってんじゃない、ミサト。たまには使えるわね!」
相変わらず一言多いのは変わってないのね、とミサトは苦笑した。そういうこと言うなら邪魔するわよ、と意地悪をしたいところだがそうも行かない。
大人たちは大人たちで都合がある。今日シンジから得られた情報の検証と、今後の方針を子どもたち抜きである程度話あっておきたかった。子どもたちが既にほとんどの情報を持っているとしても、やはりできるなら聞かせたくないことも多い。政治とは綺麗なものではありえないのだ。
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