コードギアスR1
0127話
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もシャドウミラー時代と変わらないままで、コーネリアと会うという事で別に正装にする必要もない。そもそも正装なんて軍服以外に持ってない。
これがゼロに会うなれば、ギアスを使われないようサングラスなりレモンのお手製バイザーなりを身につける所なのだが。
それにしても、コーネリアがエリア11のレジスタンスを潰しに来ていたとなると既に原作が始まっているんだろう。確か5〜6話辺りでそれらしい戦いがあった気がするが、そうなると既にゼロは世に知られている訳か。
トウキョウ租界に着き、政庁の一室で俺はテーブル越しにコーネリアと向かい合っていた。
コーネリアの後ろにはギルフォードとダールトンの姿もある。
「さて、改めて挨拶をさせてもらおう。私は神聖ブリタニア帝国第2皇女のコーネリア・リ・ブリタニアだ」
そこまで言うと、こちらの方へと視線を向けてくる。俺の自己紹介をしろと言う事だろう。
「アクセル・アルマー。傭兵をやっている」
「その名前で調べてみたが、ブリタニアにそのような者はいない。……いや、同姓同名の人物は数名いるが、貴公のような20代と思われる者はいないというべきか。さて、アクセル・アルマー。貴公はどう見てもイレブンには見えない。つまり中華連邦の人間ではない。そしてブリタニア人でもないとなると……EUか?」
なるほど。確かに俺の顔つきは西洋人のそれだ。そうなるとブリタニア人かEUの人間ではないかと予想するのは理解出来る。
「さて、なんと答えるべきか……」
「出来れば正直に答えて欲しい所なのだがな。私としても手荒な真似はしたくない」
確かにコーネリアはいざとなれば拷問も辞さないだろうが、その本質はあくまでも武人だ。そのような真似は好まないのだろう。
「正確に言えば、俺がどこの国に所属しているかというのは自分自身でも分からない。なにせ物心ついた時には既に戦場から戦場へと流れる傭兵家業だったからな」
「つまり身元を保証できるものは何もないと?」
「ああ、そうなる」
まさか異世界のシャドウミラーという特殊部隊に所属しています、なんて言っても信じないだろう。
「ちょっと待て、つまりアクセル。君はエリア11に密入国したのか?」
俺の話を聞いていたギルフォードが言葉を挟んでくる。
「そうなるな。エリア11にはちょっとした仕事で寄る事になったんだが、その仕事が終わった後にあのテロリストに襲われた訳だ」
「くくっ、聞いたか。ギルフォード、ダールトン。この男、この地を統べている私の前で堂々と密入国したと言い切ったぞ」
「姫様、こ奴は色々と怪しい所があります。捕らえて調べるべきでは?」
「ダールトン将軍、彼は私達の協力者です。それはやりすぎかと」
「何を言う、ギルフォー
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