第二章 A's編
第三十八話 『学校生活』
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本気なのかお遊びなのか分からない事を口走っていた。
そして放たれる直球は見事にアリサに突き刺さった。いや、本当に突き刺さった訳ではなく、例えで言えば顎を抉った。
それによりアリサは場外に退場。
お返しと言わんばかりにすずかが場外にパスを回し速攻で復活したアリサがなのはを仕留めた。
いやしかしここでまだボールが空に飛んでいる事にフェイトは気づいて空へとジャンプをして空中で体勢を立て直してすずかへと放った、が相手が悪かった。
すずかはやってきたボールをキャッチしたまま腕を回転させていまだ空に浮いているフェイトにカウンターをしてフェイトは直撃して地面に落ちた。
「ああっ!」
「うわっ! フェイトーッ!」
なのはとアリサの声が上がる。
「直撃ですね…」
「…なにげにあの子も凄いな」
「さすがはなのはちゃんとシホちゃんの友達だ」
三人はすずかの凄さに驚いていた。
「すずかちゃんももし魔導師の素質があったらなのはちゃん達みたいにかなりの魔力あったのかな?」
「どうでしょうね…。私としましてはあまり関係してほしくありません(できるならあの子にはお姉様とあまりこっちの関係はしてほしくないです。私の出番が減りますから…)」
フィアットが心の中でメタ発言をしている間にもドッジボールは熱が入っていく。
お互いに残りも少なくなってきていよいよシホとすずかの定番の試合内容が開始されてきたのだ。
二人が投げればそれだけコート内の戦いは熾烈なものになっていき目で追っていくのも大変な動きをしているのだ。
その戦いに三人も見入っていて気づけば試合終了の笛が鳴らされ、結局シホとすずかの決着は着かず、でも人数の差ですずか達が勝利を手にしていた。
「はぁー…。白熱した試合でした」
「そうだね。さて、試合も終わった事だし私達は戻ろっか」
「それじゃフィアット。また稽古を頼むよ」
「わかりました」
それで三人も早々に引き上げていくのだった。
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