暁 〜小説投稿サイト〜
Silent 60'S mind
猟犬のお巡りさん(その1)
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「フォ、フォーザァー・ビッグ・レッドハウスだって!? なんでその男の名前がここで出るんだ!」
「何か知ってんのかい康一?」

 知っている。知っているも何も、現在進行形で彼女の命を狙っているかも知れない男だ。十三年前にこの杜王町に来ていた? 赤ん坊の頃から探していた? 嘘だろ? まさかと思うが、嫌な想像をしてしまう。こいつが静さんの親だという嫌な想像だ。実の親が娘を殺そうとするなんて、考えたくはない。

「知ってるも何も……ソイツは――」
「――待ちな、康一。何か妙だ」

 墳上裕也が鼻をヒクヒクと動かしている。何だ?

「さっきからずっと動いていない臭いがある。この交番の近くだ。おかしいよな、要もねえのに交番の近くをうろつく奴なんていねーよな。おい、康一。また面倒な事に巻き込みやがって……俺は無関係でいられんのかい、こいつはヨ〜」
「まさか……新手のスタンド使い……なのか?」


To Be Continued…⇒
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ