第五話
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が2年くらい頑張った水汲みのお駄賃で縫製頼んでさっ、
……お兄さんが出立の時に渡してあげたらさっ、
……感動的だとおもったのにぃ、ぐすっ】
駄女神の奴は部屋のすみっこに一瞬で移動するとどんよりオーラをまとって体育座りをしていじけはじめた。壁に向かってぶつくさ言いだしてるし……。
「善意でやったことが必ずいい結果出るって限らないってオマエだってわかってると思うんだけどな、でもごめんな。そしてありがとな。」
俺は毛布を持って駄女神の隣に行くと座り込んで、ヤツと俺とを毛布でぐるっと囲んで目を瞑った。
翌朝目を覚ますと体中が痛い。こんな場所で寝たからなのでわかりきってはいた。
ふとベッドを見ると書置きがあって
さがさないでください。
って書いてあった。 もちろん探しません。さぁ水汲み水汲み。
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