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ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
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〜絶望と悲哀の小夜曲〜
イエローギルド
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その男は笑っていた。
その男は、真っ黒なタキシードを着ていた。
────フッフフフフフフ、ァハッハハハハハハハハハハハハ────
男は笑っていた。さも可笑しそうに。さも面白そうに。
さも………嬉しそうに。
────ハハハハハハハハ!やった!やったぞ!ついに《扉》をこじ開けられた!────
男は嬉しさのあまり、手で顔を覆った。
────これで《アカシック・レコード》へのアクセスの可能性も見えてきた!植えつけた《種》も完全に芽を出した!いける!これならば、私は《真理》を手に入れる事ができる!!やった!私はやったぞォー!ァアッハッハハハハハハハハハハァ!!!────
男はそう言って哄笑する。
さも面白そうに。
さも可笑しそうに。
さも嬉しそうに。
だが、男は気付いていない。
高らかに笑うその背後。
二人の少女が浮かんでいた。
一人は濡れたような黒髪に真っ白なワンピース。
そして――
もう一人。
抜けるような真っ白い純白の髪に、同じく真っ白なワンピース。
そのくりくりとした大きな眼が、ゆっくりとだが開きかけていることに。
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