コードギアスR1
0126話
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能という事になる。使えるのはランドリオン、ランドグリーズ、ラーズアングリフと言った所か。本来ならここに量産型アシュセイヴァーも入るのだが、シャドウミラー製の量産型アシュセイヴァーは全機テスラ・ドライブ搭載型なので今回は使えない。そして使用可能な3つの機体の中で一番設計が古い、つまり使い捨てても構わないとなると……
「ランドリオンしかない、か」
それに重武装をしているVC系の2機と違い、軽装のランドリオンなら機動力を活かした戦法が取れるので、俺の戦闘スタイル的にも合わない訳じゃない。
早速空間倉庫からランドリオンを取り出してコックピットに乗り込む。全長が20m近くある為、周りに生えている木よりも大きい。つまりは……
「すぐに見つかる訳だ」
アジトの表面にある移動砲台から飛んできた弾丸を、地面を滑るように移動して回避する。ランドリオンはその移動にスティック・ムーバーというキャタピラ状の脚部を使用している為に、地面の上という限定ではあるがかなりの機動性能を持っている。そしてリオンシリーズの名に相応しく、レールガンを装備している。しかもランドリオンのレールガンはノーマルのリオンよりも大型で威力も高い。つまりどういう事かと言うと……
「食らえっ!」
山の表面に備え付けられている移動砲台へとレールガンを発射。そして殆ど同時に爆発する移動砲台。
山裾をランドリオンの機動力を活かして縦横無尽に走りながら、機体に内蔵されたマシンキャノンや、ホーミング・ミサイルを移動砲台へと叩き込んでいく。そんな事をしながら、10ヶ所程砲台を沈黙させた時だろうか。アジトの中から20台程の戦車が姿を現す。
「戦力があるとは思っていたが、戦車とはな」
コードギアスの世界なのだし、てっきりサムライの血とやらが保有している戦力はKMFだとばかり思っていた。サザーランドとは言わないが、黒の騎士団の原型となった扇グループでさえグラスゴーを所有していたのだ。人数的にこのサムライの血よりもかなり少ない扇グループでさえ入手出来たKMFをこいつらが持っていないという事は……原作開始前か、あるいは原作開始して間もないという所か。
にしても……
「くそっ、機体の反応が鈍すぎる!」
スティック・ムーバーの機動性を活かして戦車の砲弾を回避しているのだが、機体の反応がかなり鈍く、俺の反応についてこれない。
以前にヴァイサーガを使った時も感じた機体反応の鈍さだが、このランドリオンはそれにも増して鈍い。いや、鈍すぎる。
T-LINKシステムを搭載し、天才科学者のレモンにより極限まで強化されたグロウセイヴァーとAMの中でも最初期の機体と言っても間違いではないランドリオン。その技術格差を考えれば、機体性能の違いはしょうがないのだろう。
俺
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