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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第14話 STSに向けて
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「ああ見えて実力は本物だよ。私相手でも全く退かないもん」
「まあなのははバカスカ撃ってくるからウザったいがな」

そう言いながら何事もなかったかのようにちゃっかり自分の席に座るバルト。

「よく言うよ、バルトさん簡単に破るくせに………」
「まあお前みたいな小娘には簡単にやられないさ」
「私ももう大人です」
「フェイトくらいになってから言え」
「フェイトちゃんが例外なんですー!!」

またも痴話喧嘩みたいな言い争いを始めるなのはとバルト。

(はやて………この組み合わせミスじゃないのか………?)

と心の内で思うヴィータだった。










「みんな、私がフェイト・T・ハラオウンです。………ってここにいる皆は何回か会ったことがあったよね」
「はい、金髪巨乳美人は絶対に忘れ無いです!!」

早速セクハラ紛いな発言をするエローシュの頭にエリオとルーテシアが思いっきりぶっ叩いた。

「あはは………これからよろしくね。そしてこちらが副隊長のシグナムさんだよ」
「先程も自己紹介させてもらったがシグナムだ。基本的にハラオウンは執務官の仕事があるので私が見ていくことになる。まだ成長期と言うこともあり、激しい筋力トレーニング等は控えるつもりだが、フルバックが多く、ガードウイングがエリオだけと言ったこの部隊の構成上、先ずは全員クロスレンジに対応出来る様にしていく。………私は厳しいがしっかり付いていくように」

「「「「はい!!」」」」
「うぃ〜っす」

エローシュの軽い返事にこめかみを抑えるシグナムだが、ニヤリと笑みを浮かべた事にエリオだけ気がついたのだった………












「いよいよやな………」
「そうだね………」
「こんなに早く叶うことになるなんて思わなかったよ」

ミーティングを終えたその夜。
はやての誘いでなのはとフェイトは部隊長室に集まっていた。
来賓用の椅子に2人が並んで座り、はやては2人に紅茶を入れてあげてからフェイトの隣に座った。

「後は結果を残すだけだね」
「そうやな。………せやけど不安は無いで。皆がいるし、リミッターの制限もない。こんな最強メンバーで負ける方が不思議や」
「確かに加奈やバルトさんは新人離れしてるもんね。ハッキリ言って私達がチームを組んでやっとってレベルだもんね」

フェイトの言葉にウンウンと頷く2人。

「そうや、バルトさんの話で思い出したんやけどなのはちゃんってやっぱりバルトさんの事好きなんか?」

話は全く変わったはやての質問。ちょうど飲もうとした紅茶のカップが口をつける寸前で止まる。

「私も気になるなぁ………なのは教えて教えて!」

フェイトもテンションが上がり
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