第6話 早過ぎる決着と乳龍帝(おっぱいドラゴン)?
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ってイッセーに下着に包まれた胸を見せる。
恥ずかしさで涙が出そうになり、身体も震えてるけど自分が招いてしまった罪なのだから自分で責任をとらなくてはいけないし、それこそ案内したメイドの失態なんて考えない。
それを指示したのは自分で彼女は従っただけなのだから………
「そ、そこまでしなくていいって!!」
不意に布状の何かが私に掛けられるのを感じて私が目を開けると鼻から出血しているイッセーが私に自分の上着を掛けてくれていた。
そして恥ずかしそうに苦笑しながら私に
「ごめんフラン、俺の説明が悪かったよ」
そう言って頭を撫でる。
私はその優しく頭を撫でてくれるイッセーの手にどこかくすぐったいような心地良さを感じて何故か胸が暖かくなった。
この気持ちはいったい何だろう?
そんな疑問がの中で生まれ考えていた私を見ながらイッセーは何故私の胸を触らせて欲しいといったのかを説明してくれた。
「つ、つまり理由を簡単に話すと私の………胸を触った時の感触を思い出した事で魔力や気の力に目覚めて制御出来た………だからもう一度触れば禁手(バランス・ブレイカー)に到達できるかもしれないって事?」
私は椅子に座るイッセーの膝の上に座り顔だけはイッセーの方を見ながらそう言うと
「まぁ、そういう事なんだけど………」
イッセーは苦笑しながら私を見詰める。
私は何故イッセーが苦笑するのか疑問に思っていると
「えっと………もう撫でるの止めていいかフラン?」
少し疲れた様子でイッセーは私にそう言ってきた。
実はイッセーが頭を撫でてくれるのが予想以上に心地良かった為に私は説明を聞く間だけと言ってイッセーの膝に座り、頭を撫でてもらっていたのだ。
「………もう少しだけ………ダメ?」
私はイッセーの手から感じられる心地良さを名残惜しく感じ、家族にもあまりした事のないおねだりというものをしてみる。
するとイッセーはまた鼻から出血しながら笑顔で頷き了承してくれた。
「触らせてくれる件はあのメイドさんの決闘が終わってからで頼む」
それからしばらくしてそろそろ決闘を始めようと準備を始めた頃にイッセーは私にそう言ってきた。
「今じゃなくていいの?」
頭を撫でてもらい上機嫌だった私はそのイッセーの言葉を聞いて驚きながらイッセーの方を見る。
どうせ戦うならもっと強くなれる禁手(バランス・ブレイカー)になっていた方がいいと思うんだけど………
そんな風に思っていると
『どうやら相棒は今の状態でどこまで出来るのか試したいらしい………だがもし本当に胸で禁手(バランス・ブレイカー)に到達することが出来てしまったら俺の積み重ねてきたプライドや誇りが崩れ落ちてしまい
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