エピローグ7
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「ああ、話が進むにつれて登場作品も増えて」
そしてだった。
「登場人物も増えてな」
「特にロンド=ベルに入る人間が」
「色々あったらしいんだよ。SEEDだってな」
この作品の話にもなる。
「最初はガオガイガーと一緒で出す予定じゃなかったけれどな」
「出て来て。シリーズと一緒に」
「それでキラとシンが主役になってな」
「元々の主人公達だったし」
「アレンさんやフェイさん、ティターンズの面々、グン=ジェム隊も仲間になって」
当初から登場予定作品の登場人物達もだった。
「増えていってな」
「そうしていって」
「バンプレストオリジナルキャラも出して」
その彼等に。
「あとZからも出してな」
「それで彼等がどんどん出て来て」
「俺達が忘れられたんだよ」
「いつも話が進んでから気付いて」
「で、すぐ忘れられてな」
「僕達の出番なくなったんだね」
「致命的なのはあれだよ」
あれとは何か。それは。
「トウマ達出て来たよな」
「それで彼等が物語の主軸の一つになって」
「俺達は完全に忘れ去られたんだよ」
「まだ封印戦争の最初の頃は出ていたのにね」
「そうだったよな。もう銀河に出てからはな」
「出番。完全に消えたし」
「ギガンティックとかマクロス出して完全に忘れられたんだよ」
彼等の方の比重が大きいせいでだ。そうなってしまい。
「で、俺達今ここにいるんだよ」
「長い戦いだったし」
「皆それなりに見せ場もあったのにな」
「僕達はずっと忘れられて」
「そのまま終わったな」
「そうだね。まあそれでも」
オザワはぼやきながらも言った。
「最後の最後にこうして出られて」
「いいか?生き残ったしな」
「そうだね。じゃあ皆さん」
こちらをだ。二人同時に向いてだった。
「これまで読んでくれて有り難うございます」
「スーポーロボット大戦パーフェクトはこれで」
オザワだけでなくタダナオも言う。
「終わりです」
「俺達の長い戦いはこれで終わりました」
「また何時か会う時が来たら宜しく御願いします」
「俺達今度はもっと目立ちますんで」
「それは無理かも知れないけれど」
自嘲も入る。
「けれどそれでも」
「頑張りますから」
「本当に最後までお付き合いしてくれて」
「有り難うございました」
二人同時にこう言ってだ。頭を下げたのだった。
青い空が無限に広がっていた。今その青い空を誰もが見上げて。平和の訪れを心から喜ぶのだった。
だがここでだ。二人のところにクォヴレーが突然出て来て言ってきた。
「俺もいる」
「ああ、クォヴレーじゃないか」
「行方知れずになってたけれどいたんだ」
「俺は因果律の番人になった」
イングラムの跡を継いでだというのだ。
「これから
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