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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
エピローグ7
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このことは認める。
「しかしです」
「けれどなの」
「セレーナさんは考えるよりになんですね」
「そうよ。まず動くのよ」
 このことは探偵になっても同じだった。
「動いて事件を解決するのよ」
「本当にそうした感じですね」
「探偵は足よ」
 今度はこんなことを言う。
「足で事件を解決するのよ」
「そしてピンチの時は」
「拳に銃よ」
 次はこれだった。
「そして鞭よ」
「何かまんまハードボイルドですね」
「だからあたしに合うのよ。クールかつ純情に」
 何気に言葉を付け加えている。
「それがあたしの探偵術よ」
「純情ですか」
「そう。ハニー=ウェストみたいにね」
「実はクールでもないのに」
「何よ。何か言いたいの?」
「いえ、別に」
 そこから先はだ。エルマは打ち消して話した。
「とにかく。早く子猫を見つけて」
「ええ。事件を解決させましょう」
「探偵としてですね」
「そうするわ。じゃあね」
「子猫を探すのもですね」
 エルマはここでこんなことを言う。
「中々大変ですよね」
「そうよね。けれどコツがあるのよ」
「子猫を探すコツですか」
「勘よ」
 にこりと笑って言うのだった。
「それが大事なのよ」
「勘って」
「戦場で培った勘、女の勘がね」
 そういったものでだ。探すというのだ。探偵としてだ。セレーナは生きていた。 
 コウタとショウコは学生に戻っていた。しかしだ。
 その彼等にだ。ロアとエミィが精神から声をかけてきていた。
「どうだ、今の生活は」
「楽しいかしら」
「ああ、凄くな」
「毎日楽しいわよ」
 笑顔で答える二人だった。
「やっぱり平和がな」
「一番よ」
 笑顔で言う二人だった。
「だからな」
「この生活に満足しているわ」
「そうか。なら俺達もだ」
「その貴方達を見てね」
 どうするかというのだ。
「そうして楽しもう」
「そうさせてもらうわ」
「幸せを見れば幸せになる」
「そういうことなのね」
「そうだ。だからだ」
「そうさせてもらうわ」
 笑顔で言う二人だった。二人が選んだ道はそれだった。
 セツコはだ。軍に残ってだった。
 デンゼルとトビにだ。こんなことを話していた。
「今日は何もなしですか」
「ああ、訓練もなしだ」
「デスクワークだけだってな」 
 二人は笑顔でセツコに話す。
「だから今はだ」
「ゆっくり休もうな」
「そうですか。何か戦争が終わり」
 どうかとだ。セツコは言うのだった。
「暇になりましたね」
「軍人は暇に限る」
「忙しいってことはそれだけ世の中が大変だということだからな」
「そうですね。確かに」
 セツコもそれはわかった。それでだった。
 今は頷くだ。それでデスクワークに専念すること
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