エピローグ5
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これからはだ」
「一人の保母として」
「生きる」
こうだヒギンズに対しても話すのである。
「そうする」
「わかったわ。では私は」
ヒギンズはだ。どうするかというと。
「貴女と同じ様に」
「学校の先生としてか」
「生きるわ。これからは」
「わかった、では仕事は違うが」
「同じものを見る者同士として」
「これからもな」
「宜しくね」
二人は微笑んで言葉を交えさせてだ。それぞれの場所に赴く。
カントとナッキィもだ。お互いにだった。
「では僕達もです」
「ああ、今からな」
「僕達の学校に」
「行こうか」
彼等もだった。彼等の場所に向かうのだった。
クインシィはジョナサンの話を聞いていた。
「それでいいのだな」
「考えたがな」
こうだ。ジョナサンはクマゾー達を前にして話すのだった。
「そうすることにしたさ」
「そうなのね」
「俺はこの子達と一緒にいる」
「仕事は?」
「動物園で働くことになった」
彼の仕事はそれだった。
「この子達が動物が好きだからな」
「それでその仕事なのね」
「ああ、それを選んだ」
こうクインシィに話すのである。
「それであんたはどうするんだい?」
「まず家族のところに戻る」
そうするとだ。彼女は答えた。
「それから科学の研究に専念する」
「ブレンとかを研究してか」
「そうだ。軍に在籍する形になるが」
そのうえでだというのだ。
「平和に役立ててみせる。ブレンをな」
「頑張るんだな。じゃあ俺はな」
「そうしてだな」
「ああ、一緒に生きるさ」
「うん、ジョナサン」
「これからはね」
「ずっと一緒だも」
クマゾーだけでなくアカリとユキオも応える。ジョナサンはもう一人ではなかった。
伊佐未夫婦は銀河を見ながら話していた。
「あの子達が戻ったら」
「そうだな。まずはな」
「パーティーをしましょう。皆で」
「家族が戻ってきて一つになったお祝いに」
「私達で」
「そうしようか」
子供達の帰りを待っているのだった。期待に満ちた中で。
勇はヒメの話を聞いていた。
「私勇と一緒にいる」
「そうしてくれるんだな」
「うん。それで勇はこれからどうするの?」
「ブレンのパイロットとして」
その立場でだというのだ。
「軍にテストパイロットとして残ることになったよ」
「そう。軍人さんなの」
「姉さん達と一緒にね」
家族とだ。彼も一緒になるというのだ。
「そうなったから」
「そう。皆と一緒なの」
「ヒメともな」
そのヒメの顔を見てだ。笑顔で言う勇だった。
「アノーア艦長も死んで。色々あったけれど」
「うん、オルファンさんはオルファンさんだったし」
「そして銀河もな」
「救われたから」
「前を見て
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